BBCが新しい「バーチャルボイスオーバートランスレーション(仮想翻訳吹き替え)」を発表 https://t.co/JBQ1LKjwwn @PRTIMES_JPさんから https://t.co/MO7h5enwTj
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 12月 16
BBCが機械翻訳と合成音声による実験的な日本語ニュース動画の提供を期間限定で開始しました https://t.co/1GO5SlKY2z https://t.co/JgNXtp043f pic.twitter.com/WKyoyP8rVa
— BBC News Japan (@bbcnewsjapan) 2015, 12月 16
様々な既存技術を組み合わせてBBCニュースラボが開発した本ツールによって、動画と原稿にひとりの編集者が複数言語の吹き替えをつけられるようになります。記事原稿は自動翻訳され、ジャーナリストによる編集を経て、コンピューターが吹き替えます。
先日【自分が笑うと画面上のアニメキャラも同じように笑う、未来のチャットシステムはすでに実在した】で、新しいサービスや技術は、既存の技術の組合せとちょっとしたアイディアで生み出されることが多い的なことを書いたけど、それ的な話が今件のBBCの新サービス。自動翻訳と合成音声技術を組み合わせ、オンラインの動画ニュースを多数言語で吹き替えし、字幕をつけるというもの。面倒な部分をプログラムに投げることで人のリソース投入を最小限のものとして、効率を図るあたりは、まさに機械化的なもの。まぁ、結局のところ自動翻訳された後に人ベースの編集が必要なので、「手間を省いてもらう」以上のものではないのだけど。
これとさらに先の未来型チャットを組み合わせれば、多種多様なキャラに、多言語での動画ニュース配信をしてもらうってこともできるわけだ。システムを構築できれば、それこそ個人でニュース局なんてのもできるよね。ユーチューバーとはまた別の次元で。
ちなみに上の解説動画そのものも、実は今件システムを用いて日本語でしゃべらせたもの。それは動画の一番最後で分かる仕組みとなっている。やるねぇ。
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