グーグル、HTTPSページを優先的にインデックスすることを発表、既存HTTPに影響なし https://t.co/0fdwBOD5ze
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 12月 21
「ある1つのサイトに同じコンテンツを提供する HTTPS と HTTP の両方のバージョンが存在する場合、同社公式ブログに記載されている以下の条件を満たしていれば HTTPSページをインデックス登録」。一部で噂された「HTTPSで無いと検索で不利。HTTPS化しよう」は早とちり。
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 12月 21
元々グーグルでは信頼性の問題からHTTPページよりHTTPSページの方がいいよ的な話を何度となくしていたけれど、先日の発表の速報で「HTTPSページが優先扱いされる、すべてのHTTPページは検索順位が下がる」的な話が出て「個人ベースとか一般のブログなどでHTTPSを使えるところなど無いし、HTTPSページでもスットコドッコイなのは山ほどあるのに」と頭の中でフル突っ込みをしていたけれど、その突っ込みは無駄なものとなりそう。
説明によると、あくまでもHTTP(非暗号化)とHTTPS(暗号化)の双方のURLを検索上のロボットが発見した場合は、後者を優先的にインデックス(検索エンジン上に収録)していくだけの話。既存のHTTPページには何の影響も無し。まぁもっとも2014年の時点でHTTPSのサイトの方が優位性があるように扱う宣言はしているけれど、それはほんのわずかな要素でしかないことが確認されている。
つまり今回の発表では、普通に運用している人は何の問題も無い。加えて、データを収録するしないの話でしかないので、検索順位の方面は無問題。
......速報を目にした時「HTTPSページばかりが上位陣に並び、HTTPページはジャンク債扱いになるのか」と勘違いしてしまうような書き方が成されている記事が結構あったので、今件の話には大いに安心させられた次第ではある。
コメントする