あらゆる押しボタンをスマート化する「Microbot Push」--意外と実用的 https://t.co/jvYJ2bzAah https://t.co/DUjQeMRtVe pic.twitter.com/jHZqaMakSr
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 11月 29
人間が指で押すタイプのスイッチなら、たいていの物に取り付け可能。例えば、壁にある照明のスイッチ、コーヒーメーカーの電源ボタン、PCのキーボードが、遠隔操作で押せる。天井に取り付けられたプロジェクタの電源など、手が届かないスイッチを操作する際に便利だろう。役立つかどうかわからないが、スマートフォンの画面もタップできる。
昨今ではお風呂の湯沸しやテレビの録画、電子レンジなど一部の家電製品・室内機器で、スマートフォンを使ったコントロールができるようになりつつある。実際のところ、インターネット経由や赤外線などのコントロールを行う際に、一番普及していて汎用化されているのがスマートフォンだから、って話だけなんだけど。
でも当然、普通の押しボタン式の物理ボタンには、それらの機構は使えない。ならばセンサー式などのボタン押し装置を作り、間接的にスマホでコントロールできるようにならないかってのがこのアイテム。発想としてはコロンブスの卵的なベクトル。
物凄く画期的に見えるのだけど、ふと我に返って考え直してみると、このボタンを使う場面ってどれぐらいあるのかな、といった問題にぶち当たる。少なくとも日常生活ではさほど想定は出来そうにない。むしろもう少し特殊な状況、例えば介護方面とか、観測機器周りでも使えそう。あるいは旧式のエアコンのコントロールとか。
また、先日紹介した【次世代なおもちゃ「MESH」】と組み合わせることで、物理方面の挙動をコントロールすることもできるようになるよね。
今件はまだ商品化には至っていないけれど、色々と面白いことができそうなので、是非とも普及浸透してほしいな。
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