「住生活に関する世論調査」から見る、住宅所有意志の変化

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住生活に関する世論調査(内閣府) https://t.co/gBPGgeF5ii 後読み pic.twitter.com/lRYXWfqWW7

— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 11月 30
新築のマイホームをほしがる人が減っている――。そんな傾向が、28日に発表された内閣府の世論調査でわかった。住宅ローンを背負いたくないという理由が最も多かった。家を買うなら中古という人が増えている。かつてのように右肩上がりで年収が増えた時代とは違うという、現実的な側面がうかがえる。

本家でも紹介している別調査では中長期的に、特に単身者において、住宅を現在所有していない人における住宅所有から距離を置く傾向が強まっている(【「持ち家無し」の人の間に広まる「マイホームは要らない」傾向(2015年)(最新)】)。

今件の内閣府による世論調査は不定期調査の類で、10年ほど前のが前回調査なようだから、比較する際には色々と注意が必要になるけれど、中期的に見て所有したい人が減っているってのは確かなようだ。

世代構成別、さらには単身か二人以上世帯別かを詳しく精査していくと、「知るぽると」の調査結果とはまた別の、中長期的な住宅保有志向の変化が見られるかもしれない。

また今件では一緒くたになっているけれど、「一戸建て」「建売マンション」の違いも結構あると思うんだよね、住宅所有に関しては。住宅購入っていうと一戸建てってイメージが強いけどさ。元調査ではそのあたりの違いも調べてあるようなので、精査する価値はありそうだ。

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このページは、不破雷蔵が2015年12月 1日 07:44に書いた記事です。

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