石けんで洗えるスマホがやってきた、マジなんだなこれが

| コメント(0)
KDDIは従来の製品よりも防水機能を高めた新しいスマートフォンを発表しました。泡が出るタイプのハンドソープなどで洗うことができる設計になっています。子育てをしている親世代を主な顧客層として狙っており、小さな子どもがスマートフォンを触ったり、口に入れても安心して利用できることをうたっています。


KDDIによりますと泡が出るタイプのハンドソープは水よりもスマートフォンの隙間から内部に入りやすいということです。このため、端子を覆うキャップの構造を変えるなど防水機能を高めたうえで、実際に開発段階で700回以上、ハンドソープで洗う実験も行ったということです。また、料理をしているときにも使えるよう、ぬれた指で画面を触っても操作することができます。


プロモーション用の動画があまりにもベタな演技なのは、投稿者コメントで確認する限りわざとだそうで(昔のテレビCMにありがちなワザとらしい演技をそのままオマージュしたのだそうな)、それはさておくとして。今やスマホにその座を奪われつつある、日常装着品の一つ腕時計が、生活防水やら水深何メートル防水ってのが当たり前になったように、日常生活において常に持ち歩くようになったスマホでも、水回りでタフなものがあっても良いって考えは悪くない、いやむしろ良い。

ただそれを機能として実装し、さらにセールスポイントとしてアピールするってのは、少々驚き、そして時代の変化を覚えさせる。


生活の上で水との触れ合いが生じるリスク、さらには水洗いをしなければならないような汚れが生じる場面って、見方を変えるとスマホがそこまで日々の生活に密着しているってことでもある。水洗いができる、ハンドソープで洗えるスマホってのは、つまりはそこまでスマホが人に欠かせない存在となった証ともいえるわけだ。

ある意味、今商品の展開は、スマホの立ち位置の現状を示す、良い指標となっているのかもしれないなあ。

関連記事             

コメントする

            
Powered by Movable Type 4.27-ja
Garbagenews.com

この記事について

このページは、不破雷蔵が2015年12月 4日 06:23に書いた記事です。

ひとつ前の記事は「大人向けのガリガリ君の新作は「ももガリ君」。ピーチなジェラートの味わい」です。

次の記事は「分厚いベーコンを追加したモスのプレミアムな「とびきりハンバーグサンド」、シリーズ史上最高価格・最重量で登場」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

* * * * * * * * * * * * * *


2021年6月

    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30