アマゾンでお坊さんも買える(!?)時代。クール宅急便ならぬボーズ宅急便

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インターネットで購入できる定額のお葬式「シンプルなお葬式」を運営する株式会社みんれび(本社:東京都新宿区、代表取締役:芦沢雅治、以下「みんれび」)はこの度、総合オンラインストアAmazon.co.jp(以下、Amazon)が運営するAmazonマーケットプレイスに出品し、法事・法要の際に全国一律定額・追加料金なしで僧侶を手配するサービス「お坊さん便」を2015年12月8日(火)より販売開始いたします。

確かにアマゾンは最近では多種多様な商品......というか物理的アイテムに限らず販売の手を広げているけれど、よもや法事や法要などのお坊さんをアマゾン経由で購入(?!)できる時代が来たとは。ただ、リリースを見る限り、ゼロからスタートしたのではなく、元々ネットで読経などのサービスをオーダーしてお坊さんに来てもらう「お坊さん便」ってのがあり、それをアマゾンにのせただけの話。

発想としては非常に興味深い。売る対象にサービスがあるのなら、当然法要周りも登場しておかしくない。今まではその需要に対する送り手側が無かっただけの話。

無論意見も多種多様。情報不足で悩みどころが多い事案である以上、選択肢の一つとしてアマゾン経由ってのを求める声も当然。他方、「檀家」って言葉の意味を考え直す必要があったり、お経を読んでもらうだけで終わりってことは無いから色々と大変だろうし、これがビジネス的にアリとなると他にも色々と出てくるだろうなあ、的な。昔、業田良家氏の漫画で「どんな状況下でも需要に応じて全力でお祝いしてくれる」という「祝福屋福助」ってのがあって、それ系のも出てくるのは時代の問題ではないかと、思ったりもする。


ちなみに今朝方見てみたら、もうすでにアマゾンに登録されていた。しかも選択肢で戒名授与等のオプション付きなんてのもある。よもやアマゾンでこんなものを観ることができる時代とは。

尼で僧侶を呼べるとか、良くわからない時代ではある。

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このページは、不破雷蔵が2015年12月 8日 07:14に書いた記事です。

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