主要コンビニでカウンタードーナツがメジャーになれば「間食用ドーナツ」の認識がさらに深まり、ドーナツそのものの需要も伸びる。で、コンビニ「以外」の場所でも購入選択肢としての需要が伸びるので、スーパーなどでは例のヤマザキのドーナツステーションの人気が高まる。なるほど(°ω°)
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 12月 11
【ヤマザキのドーナツステーションシリーズのドーナツ 試食】で紹介した、ヤマザキのドーナツステーション。ドーナツそのものはこれまでも単品で洋菓子・焼き菓子系アイテムとして展開されていたけれど、シリーズ化したことに意味があるのだなあ、と改めて感じた想いをツイートしたのが上。
先の試食の際に「オールドファッションドーナツ・いちご」の出来栄えが良すぎて、コスパ最強だろこれってことで、特別セールスを終えた該当スーパーでは置かなくなったので手に入らなくなって、どこか別の場所でゲットできないかなとちょいと探してみたら、行動領域内で複数か所にて確認ができ、ああ、なるほどと思った次第。
見つけた場所というのが、イオン系のドラッグストアと一般の大手デパートの食品売り場。双方とも大手コンビニとは別系列の小売店。
特に食品系の小売店として浸透続けるコンビニで、レジの前にどーんと目立つ形でドーナツが並ぶ機会が増え、買う人も増えてくると、ドーナツの存在がこれまで以上に大きなものとなる。間食、軽食アイテムとして、単なる菓子パン以上のポジションを占める。米映画でよく見られる、お巡りさんがコーヒーとドーナツをそれこそ呼吸をするかのように普通に食する感じ。
と、なるとコンビニ以外で食品を調達する際にも、ドーナツが目に留まるようになれば、お客がそれに手を伸ばす可能性・期待は高くなる。慣習化の度合いが高くなっているからね。で、その際に、コンビニのようにケースに収めて云々ってのは手間の問題もあるから難しいけれど、他の菓子パンと同じように展開すれば、お店側の負担は心配しなくて済む。でもこれまでの菓子パンの中のばらばらのラインアップでは目立ちにくいので、「ドーナツステーション」というカテゴライズをすることで、ちょいと際立った状態にする、と。
以前紹介したように、店舗によってはファミリーマートのような感じで専用ケースに収めて販売する店もあるとのこと。要はお店側の采配で色々と手配ができるわけだ。
市場拡大効果とでも呼ぶべきか。コンビニドーナツの展開で一番美味しい想いをしているのは、コンビニでもミスドのような従来からの専門店でもなく、ヤマザキのようなポジションにある企業かもしれないな。
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