この電話は、振り込め詐欺被害防止の為自動録音をします...って音声が流れる機械を警察署から借りたお宅効果ばっちりだってよ!
https://t.co/beYZSRPK4D
— かあさん(ブラ君冬の装い) (@higemarunyanko) 2015, 12月 10
しかも借りたお宅には時々動作確認で警察署から電話が入るからさらに安心見守り状態。これお年寄りのお宅に凄くいいと思いました。
— かあさん(ブラ君冬の装い) (@higemarunyanko) 2015, 12月 10
振り込め詐欺、オレオレ詐欺、母さん助けて詐欺。呼び方はいろいろあるしパターンも多様化しているけれど、音声による認識領域の狭さ、パニック的な状況に陥らせて判断能力を鈍らせる手法(洗脳的な技法でもある)は変わらない。さらに最近では複数の演じ手による畳み掛けるような演出で対象へ攻勢をかけ、より成功(!?)確率を高める技法も用いられつつある。
冷静な判断で対応すれば引っかかることはまずないのだけど、一人暮らしだったりすると相談する相手も無く、自己判断だけとなるし、相手が急がせる&火急の事態によるものとの話だから、焦ってしまう。さらに高齢者が対象となる場合が多いのだけど、これは判断力も低下しているし、情報収集の面でも対応策を認識していない可能性が高いから。
で、そのようなトラブル、リスクへの対処法として、東京都が実施している施策の一つが、この自動通話録音機の貸し出し。昔のテレビドラマで良く見かけた、逆探知装置を電話につける感じ(勿論逆探知はしないけど)。
仕組みとしてはさほど難しいものではなく、電話線と電話機の間に仲介させる、音声発声装置と録音機能を兼ね備えた端末ってところ。
2015/05 振り込め詐欺撲滅に向けた自動通話録音機の貸し出しを開始します!平成26年中都内における特殊詐欺被害総額 約80億円!(東京都) https://t.co/3HH7i95h2a pic.twitter.com/jG57VSw74C
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 12月 11
「借りたお宅には時々動作確認で警察署から電話が入るから」って話はリリースには一切記述が無いので、この辺は確約されたものではなくケースバイケースなんだろうけどね。
逆にいえば、というか見方を変えれば、これと同じ機能を持ち、かつ動作確認と称した生存・無事確認的な物も合わせたサービスってのは、有料でもそれなりに需要がある気がするんだけどな。また今件はあくまでも高齢層向けの振り込み詐欺対策だけど、女性の一人暮らしとかストーカー対策などにも有益ではないかなと、という感はある。
色々なサービスのヒントになりそうな、そんな気がする。
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