12月28日と29日の午後2時から午後8時までの6時間は1年間で最もコピー本をつくる人の多い「製本の六時間」です。
普段あどけない顔して世間話をしているあの娘もBL本の原稿を折っています。あなたの将来のサークルの相方もキンコーズのコピー機と店員をヒィヒィ言わせています。
— こんぱすろーず@2日目西も18b (@flowerclass) 2015, 12月 12
残念ながら当方の近所にはキンコーズは無いのだけど、コンビニは行動領域内にそれなりの数があるので、コピー機能も兼ね備えた情報端末を目に留める機会も多い。実際使うことも少なくない。で、この時期、つまりコミケが近づいてくると、コピー紙の突貫工事的制作のために、コピーをがつがつとこなす必要が生じる人が通常の数倍にも達するようになる。それはまるで大学の定期試験前に大繁盛する文具屋のコピー機のように(今もあるか否かは分からないけれど、当方が在学中の時には近所にコピー専用のお店もあった。コインランドリーのようにコピー機がずらりと並んでいるお店)。
で、使い慣れていないコピー機を使うことで、いや慣れている人でもやりかねないのが、コピー機に原本を置き忘れてしまうこと。
そしてそろそろコンビニのコピー機に「コピーした後に忘れ去られた元原稿」があるのを善意の第三者が見つけて、サプライズな出会いが生じる時期でもあります。当方、何度か経験あり。
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 12月 12
で、実際に当方も何度か体験したのが、善意の第三者がコピーの原本に遭遇してしまうこと。大よそはその持ち主はもうその場に居ないので、どうすれば良いのか頭を抱えてしまう。まぁ、地元の寄合での告知チラシとか、会計の資料用の数表ぐらいなら素直に店員さんに「前にコピーした人が忘れたようです」と手渡せばそれでオシマイなんだけど(レイテ沖海戦の詳細資料なんてのもあったな)、問題なのはR18あるいはそれに準じる原稿だった場合。
店員さんにR18の原稿を渡しても当事者が引き取りに来るとは思えないし、下手をすると当方自身が疑われる。かといってそのまま放置しておけば、次にコピーを使う人が遭遇するわけで、その人が未成年者だったらどうしようか......ってことで、当方が引き取ることになる。実はこの類の「出会い」(誤解があるようだけど記事の描き手では無く、記事そのものとの出会い)、これまで二度ほど経験がある。しかもそのうち一つは奥付的なもので発行サークル(?)の住所まで書かれていて、うわ結構近いなとか思ったりも。
まぁ、コンビニなどでコピーをする人は、くれぐれも原稿の置忘れには気を付けましょうということで。
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