本棚ってやっぱりお金をかけないと「ぐんにゃあ」ってなるよね

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調達資金に少々難儀するところがあったり、ほどよい大きさのものが見つからなかったり、あるいは別の物品を入れていた棚を流用するなどして、本棚を適当な棚で代用していると、大抵の場合生じてしまう惨劇。カラーボックスは単価も安く大よそサイズも統一されているので揃えやすいことから、本棚代わりに使っている人も多いと思うけど、大よそこんな感じになってしまう。元々本のような重量のあるものを使うことを想定していないからね。

床板部分がそるだけならまだ良い方で、両脇の板との間にすき間が開き始めたり、床板そのものの合板が半ばはがれてしまったりする。ここまで来るともう棚としての造型は半ば以上維持されていないと認識されても仕方がない。というか、使用中のトランポリンを高速度写真で撮影したような状況。

こんな状況で本を納めていると、いつ崩壊するかを考えただけでも背筋がぞっとする(崩壊した時に本の重量で下敷きになった本が傷んだり、さらにたまたま自分がそこにいたら......)。震災を経て、本棚の耐久性の大切さってのは、さらに理解した人が多いはず、ではあるのだけどね。

指摘の通り幅の広い本棚だと、どうしても中央部分に負荷がかかるので(側面の板で支えられない)ゆがみが出やすくなるのが難点。もっとも、そのようなゆがみが生じるほどの本を仕舞う必要があるのなら、図書館で使われているようなステンレス製のガッツリとした本棚をまとめて調達するのが、長期的にはお値打ちだし、安心感もあると思うのだけどね。もちろん各種固定器材や本そのもののストッパーも合わせて購入して、地震対策もお忘れなく。

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このページは、不破雷蔵が2015年12月14日 07:33に書いた記事です。

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