「レイルロード・タイクーン」と「財閥銀行」の現代版をアプリで出してほしい

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先日の【鉄道の客車は馬車が起源だったという話】で思い出したのが、過去の名作シミュレーション「レイルロード・タイクーン」。直訳すると鉄道王。アメリカ合衆国の鉄道会社の社長さんの立場から、あちこちに路線を敷いて街を発展させていくという、まあ「A列車で行こう」シリーズと雰囲気は似ている。ただ列車の運行が簡略化してあるけれどそれでも「A列車」と比べれば随分とリアルで、車両の編成で運べるものが違ってくるし、地域の需要に合わせて編成を変えたりと、色々と鉄道マニアの魂をくすぐる内容となっている。先の記事で紹介した、馬車みたいな車両も確か出てきたはず。初期の段階だけど。

他に、他の企業も同時にマップ上へ鉄道を展開してきて邪魔したり、その邪魔を排除するために株式を購入して乗っ取りをしたりなど、ダイナミックな遊びができたのもポイント。


何度かリニューアル、続編も出て海外では結構受けたのだけど、日本では今一つだったようであまり話題にも登らなかった。やはり「A列車」が強かったのと、日本向けのカスタマイズ(車両とか)が無かったからなのかな。有能なゲームデザイナーのシド・メイヤーの代表作の一つであるだけに、今だからこそ......という想いは強い。そういや同氏、今何をしてるのかなと思って調べたけど、今なお存命ではあるものの、最近ではゲームは特に出していないみたいだな。残念。あ、まて。シヴィライゼーションとかXCOMで参加してるのか。

日本国内でも鉄道絡みの開発ゲームとして、「A列車」以外では「財閥銀行」が挙げられる。これは以前も紹介したはず。


こちらはシナリオが基本的に1つしかないもので、ゲームというよりは体験シミュレーターに近い、あるいは教育系要素も強いものだけど、それ故に異色感が強くて、あまり知られていない......けど名作に違いなく。こちらも現代版にシナリオをリファインした形で作ってほしいなあ、という感じはする。石油王にでもなったら資金を投入したいものだ(笑)。

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このページは、不破雷蔵が2015年12月19日 07:56に書いた記事です。

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