フィンランド検討報道で話題のベーシックインカム、日本では実現可能?(THE PAGE) - Yahoo!ニュース https://t.co/XtkRdd10JI #Yahooニュース
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 12月 18
先日フィンランドの社会実験の前段階の研究が誤報的な形で伝えられたことで、注目を集めるようになったベーシックインカム(BI)なる制度。大よその社会保障を現金支払いで一括し、定期的に支払うことで生活の底支え、足場作りをするというもの。アメリカのフードスタンプ......今はSNAPか......の拡大・全対象版。
で、上記記事てはそれを日本でやってみたらどのようになるのかという試算。ではあるのだけど、コメントで色々とツッコミが入っている通り、かなり支離滅裂で、これはダメだ的な。
@cornwallcapital
老人の声の方が大きいからね(白目)
団塊の世代も、あと10年ちょっと生きれば勝ち逃げ決定だから、その後のことは野となれ山となれなんやろな(´・ω・`)
— HB鉛筆 (@HB27624303) 2015, 12月 18
何でも社会保障の財源確保と称して現役世代から搾り取る事が、老人世代と比べて彼らが過酷な雇用環境で働く事を余儀なくされてる事も相まって、40歳以下の世代に強烈な老人層への憎悪を植付けてる問題の深刻さをそろそろ本気で考えた方が良いと思うんだよね。
— ボヴ (@cornwallcapital) 2015, 12月 18
老人向け社会保障を批判すると『お前も将来は老人になるのに』的な批判があるけど、少なくとも今の40歳以下の世代は『今の老人が受給してるレベルの充実した社会保障』は確実に受けられないんだから、その批判は全くの的外れだと思う。
— ボヴ (@cornwallcapital) 2015, 12月 18
今の日本の人口構成で今の歪んだ社会保障制度を無理矢理維持しようとすると、日本における『老人』と言うキーワードが1920年代ソ連の『富農』や1930年代ドイツの『ユダヤ人』と同じ物になってしまう可能性もあるからな。それ位、若年層の老人層に対する憎悪は根深い。
— ボヴ (@cornwallcapital) 2015, 12月 18
高校の募集人数がぐっと絞られて新入生が少なかった。部活動では3年生は人数の少ない1年生に過大な負担を押し付けた。そしてその1年生が3年生になったとき「後輩に過度な負担を強いるのはやめるべきだ」と言い、その世代が一番損をしたが以後、状況は改善した。
そんな役回りだよね、今の40代
— なぎせ ゆうき (@nagise) 2015, 12月 18
ただ、消費税周りの話で改めて高齢者優遇的措置が取られていることに対し、中堅層以下の層の不平不満が高まっているのも事実。国全体の財政問題も、突き詰めれば高齢者向け社会保障がネックとしかいいようがない。「種もみ食うな」で表現できる。
また指摘のある通り「将来は自分もなるのだから」の批判も筋違いで、むしろ「将来は自分も歳を取るのだから、未来に道筋をつけるために、将来へ向けて種まきをしたいのに」ということなんだよね。若年層向けの投資に重点を置くべきってのはさ。
で、この類の話になると大抵政治家が悪い、政府が悪いってことになるんだけど。その政治家を政治家足らしめている、行動原動力となるのは、票であり、当選確率であることを考えると、やはり若年層の投票率を上げることとか、選挙権そのもののいびつさに手を加えるしかないのかな、と。
日本の平均寿命は男性で80.5歳、女性で86.8歳。子供は18歳以上で選挙権を取得。逆算して男性は63歳、女性は68歳以降は選挙権の喪失(被選挙権は残す)。これだけで日本が抱える諸問題の多くが解決に向かう気がします。その分、保護の手法を切り替え、手厚くする。
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 12月 18
先日 https://t.co/hM3tYeGYwv でも触れた、一生における両端部分にある人へのベーシックインカム(BI)制度(EBI)の導入で対応。医療保険や年金、生活保護など多様な社会保障・公的補助をこれ一つにまとめる。未成年者には健康保険と教育の無償も付加。
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 12月 18
18歳~63(68)歳間での社会保障は今まで通りガッツリと。ただし年金保険料の支払いが無くなる分、可処分所得は実質プラス。金の周りはずっと高回転になる。問題はそろばん勘定が合うか。
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 12月 18
で、先日触れた妄想的な試案「EBI(エッジ・ベーシック・インカム)」の話となる。要は全員にBIを配るから財源的に破たんするわけであって、サポートされるべき度合いが高い人に絞れば良い、と。元々多様な制度でサポートされているけれど、その制度をEBIで一括化する。18歳から63歳(68歳)までの現役世代は現状維持。
代わりに子供同様、高齢者も選挙権に関してはおさらばしてもらう。まぁ憲法規定との絡みもあるし、自動車免許証だってあの状況だから難しいとは思うのだけど(でも免許と違って「選挙権が無いと死ぬ、生活できない」ってことは無いんだよね。子供だって生きてるし)。
要は人生の両端にある場面では包括的なサポートをしましょう、でも判断力の面で現状とはマッチしない、ぶれている人も多分にいるので、選挙権については「ごめんなさい」と。子供と同じようなと考えても良い場面も多いからね。ただし、もちろん個人差でまだまだイケる人もいるだろうから、被選挙権についてはこれを維持させると。現行世代に尊敬される、支持されるような人物なら、歳は関係ないって話。
EBIの導入で社会保障周りの手続きは随分とすっきりする=官公庁のリソースも節約できる。お金が指針となり、市場での回転が加速されるので、経済も活性化する。なにより母子世帯・父子世帯も含めた子供へのサポートも明確化・強化できる。
特別会計周りもあわせ、そろばん勘定を色々とする必要はあるけれど、試算の価値はあると思うんだけどな。
参政権というのは煎じ詰めれば
税金の使い道を決めると言うことなので、
税を払っている人にだけ与える、
と言うことで良いのでは。。。
おや?明治時代に戻っちゃいました。