15% of Americans don't use the internet. Who are they?https://t.co/qQYh5oWFg9 pic.twitter.com/QL0LzDfN19
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 12月 19
アメリカ合衆国の民間調査会社Pew Research Centerにおける継続的な調査の過程で出てきた、ちょいと面白いデータ。大抵はインターネットを利用している人がどのような行動をしているかってのを調べてるのだけど、今件ではその調査の際に必然的に確認できる「インターネットを利用していない人」の属性を把握している。
18歳以上とのしばりはあるけれど、電話インタビュー形式によるものなので「インターネット経由でインターネットを使っているか否かについて聞いてみました」的なお間抜け的な話ではない。パソコン以外にスマホなどの携帯電話経由もネット利用に含む次第。
それによれば全体では15%が未利用。男女差は無く、アジア系がもっとも少なく、黒人やヒスパニック系が多い。利用そのものへの興味関心や世帯収入が影響しているっぽい。そして世代別では高齢層ほど、世帯年収別では低年収ほど非利用率は高くなる。65歳以上では4割近くが「ネットは使っていない」。身体の衰えだけでなく、生活様式の上で必要性を覚えないってのもあるのだろう。
興味深いのは学歴別。低学歴の方がネット利用率は低い。Pewの調査に限らず、学歴と年収との間には相関関係があり、因果関係も容易に想像できるので、むしろ年収側に引っ張られた結果な気がするのだけど......あるいはやはり、学歴が上の人ほど、情報収集に興味があるのかもしれない。
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