あなたがバスに乗車した時、運転手の接客や運転技術の高さに心を打たれたならば、そのバスのナンバー等と運転手の氏名(車内に掲示)を控え、営業所に電話を入れましょう。後日手紙を出しても良いです。普通の会社なら運転手は事務所で褒められ、場合によっては表彰されます。ここで呟くよりも効果的。
— 俊平 (@utsu_shun) 2014, 11月 27
ヒドイ運転をしていたり乱暴な対応をされたり、危険行動をしていたことで統括している会社に連絡が行き、それが元で事件が発覚したり処分が下されたという話は結構見聞きする。地方ニュースでは月に2、3度ほど登場する事案。一方で、良い接客を受けたとか素晴らしい対応を見た的な話はほとんどニュースにならない。
これは「元々サービス業なんだからそれ位は当然」という利用側の傲慢さも一因だけれど、それよりはむしろ「どのようにほめればよいのか分からない」、そして「ほめられた話は注目を集めにくいのでニュース素材にはなりにくい。だからニュースにならない」ってのが大きい。例えば警察や在日米軍のソーシャルメディアアカウントを確認すると、その類の話は結構目に留まるのだけど(つまり広報はされている)、それが一般メディアに乗ることはあまりなく、あったとしても注目はされにくい。先の震災における各官公庁・公的機関の活躍ぶりは特異な例。
で、今件はそのほめ方、良い気持ちをした時の表現方法の一つ。電話は面倒くさい、恥ずかしいというのなら、指摘の通りお手紙、あるいはその企業のメールアドレス宛、Faxでも良いと思う。ソーシャルメディアでは第三者にも視認されるので恥ずかしいかもしれないし、ネタ扱いされる可能性もあるからね。
まぁそのような事例に遭遇することがしばしばあるわけではないけれど、覚えておくと良いお話。自分が受けたハッピーな気持ちを相手にお返しするのは、何も悪いことでは無いのだよね。その行動で、ほめられた当事者はもちろんだけど、その当事者が励みになり、良い行動は繰り返され、より多くの人が良好なサービスを受けられることになる。さらなるハッピーな人が増えるのなら、これほど素敵な話は無い。
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