前回、関西在住作家陣アナゲ会で大好評だった『ピクテル』はやはり今年の年末のHITの1つでした。今回も皆にバカウケ。
透明なピクトグラムを自由な発想で"重ね合わせる"事でお題を再現し、回答者が言い当てるという単純なルールも良き哉。 pic.twitter.com/jzD9kYB0s6
— 磨伸映一郎@水曜(東)A39b (@eiitirou) 2015, 12月 20
眼鏡っ娘の教祖であると同時にカードゲームの面白さを伝授することでも知られている磨伸映一郎先生の「ピクテル」なるカードゲームのレポート。以前フリーイラスト集の「ヒューマンピクトグラム2.0」でも紹介した、ピクトグラム(ピクトグラフとも呼ぶ)が縦横無尽に使われている、ステキナイスなゲームなので覚え書きも兼ねて。
説明にある通り、透明なカードに描かれている、人型や吹き出し、アクション描写などのピクトグラムを自在に組み合わせ、何らかのテーマを構築。そのテーマを他人が当てるという、創造力と想像力がフルに活性化するゲーム。ドイツの実態ゲームで粘土細工で似たようなものを作るゲームがあるけど(「バルバロッサ」)、それのピクトグラム版的なもの。
皆この最低限の情報量でよく解ったな!という例の1つ。
答:「アイドルマスターゼノグラシア」。
まあ確かに隕石砕いてる感はある!!w pic.twitter.com/w3LOyPsU4a
— 磨伸映一郎@水曜(東)A39b (@eiitirou) 2015, 12月 20
例の2、『モンスターハンター』。
ピクトグラム作成者曰く、「タマミツネをエリアルスタイルで狩ってるとこ」
なんとなく解るけどさぁ!!!w pic.twitter.com/BQ063Q2Ztd
— 磨伸映一郎@水曜(東)A39b (@eiitirou) 2015, 12月 20
ストレートに「上手いな!!」と思った作例。
答:「エイプリルフール」
すごい、2コマ漫画的に表現されててこれは完成度高い! pic.twitter.com/3eDvNSfi5J
— 磨伸映一郎@水曜(東)A39b (@eiitirou) 2015, 12月 20
逆にお題:「走れメロス」は、妹の結婚式からの疾走で日が暮れる前に到着感はちゃんと出てるのに『解った!結婚式から逃げてる図だ!!』とか言われていたというw pic.twitter.com/I867yaVlcj
— 磨伸映一郎@水曜(東)A39b (@eiitirou) 2015, 12月 20
『ピクテル』は物凄く解りやすいルールと、やりがいのある創意工夫と、当たった時の達成感やら馬鹿さ加減やらが見事な1本でございます。ただなかなかアナゲ屋さんでも売ってないんだなコレ!
https://t.co/0UkGcjUgHt
https://t.co/WeulUyY0Ru
— 磨伸映一郎@水曜(東)A39b (@eiitirou) 2015, 12月 20
「バルバロッサ」と大きく異なるのは、プレイヤーは既存のパーツを組み合わせることで表現を行うために、造形の技術は必要なく、創造力と発想力がさらに求められること。そして各パーツが透明なことから、写真にある通り巧みな重ね技で表現をさらに豊かにできるのもポイント。当てる側は想像力、作る側は創造力と発想力が鍛えられるという、誠にもってクリエイティブな作品。
入手が難しいとあるけれど、確かに入手は難しい。
一応、公式の動画もあったりする。これ、教育用素材としても使えるんじゃないかな。マジで。
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