就寝中の寝室室温が低いと、起床後に測定する朝の血圧は上昇 | 共同通信PRワイヤー https://t.co/0aUNJSZ4qR pic.twitter.com/TCk0rHqmcd
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 12月 22
就寝中の寝室の平均室温が10℃低くなると、朝の平均収縮期血圧は7mmHg高くなる傾向が見られ、寝室の室温の変化が大きい住環境では朝の血圧への影響が大きいことが示唆されました。寝室に加えて血圧測定時の居間の室温についての分析も加えたところ、居間の室温が18℃以上と高い場合でも、寝室の室温の変化が大きい住環境では同様の血圧上昇結果が見られ、朝の血圧の上昇を防ぐには、居間の室温管理だけではなく、就寝中の寝室の室温管理が重要であることが明らかになりました。
また、就寝時の居間と寝室の平均室温を比較すると、断熱性能の高い住宅*1では温度差は平均1.5℃であったのに対し、断熱性能の低い住宅では平均5.5℃の温度差が見られました。中には、居間の室温が20℃でも、寝室の室温は約5.0℃の住宅もあり、部屋によって室温差が大きいことがわかりました。
これは当方にとっては何をいまさら感があるのだけど、これってあまり知られていなかったのかな、と逆に驚いたりもする。例えばお風呂に入った後で浴室から出た際に、急に寒い場所に(脱衣場)、しかも裸の状態で移動すると、急激に血圧が変化するのでヤバいことになる(立ちくらみはまだ良い方)話はよく見聞きするし、当方自身も退院後は起床後と就寝前に血圧を測るようになったのだけど、やはり夏場と比べて冬場は血圧がいくぶん高くなるし、寒い時にはその傾向が強くなる。
指摘の通り、血圧のダイナミックな変化は体調管理の上でもよろしくない。その起因となりうる室温の大きな変化も好ましいものでは無いということ。
リリースにあるメーカーの機材を導入する云々は別として、室内の温度管理もまた、健康管理に直結するということは、知識として知っておいて損ではないはずだ。
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