年賀状 工夫するのは 裏面ね 表面(おもてめん)では 普通に書いてね

| コメント(0)


該当するツイートそのものはあえて出さないでおくけれど、年賀状のデザイン案として、表面の宛先部分に大きなイラストを描き、そこの吹き出し部分に宛先の住所を書きこんで、いかにもキャラ同士のセリフのように見せるものがあった。見た目は確かに面白く、他の年賀状と比べて目立ち、インパクトもあるのだけど......これってどうなのかなという感はあった。

これがOKならば年賀状の印刷ツール各種やプリントサービスでもとうの昔に似たようなものが行われていてもおかしくない。けれど実際にはその類のものはない。ということは何らかの事情で行われていないと考えるのが無難。

実のところは上記指摘の通り、郵便局が仕分けをする際に難儀してしまうので、止めた方が良いという次第。恐らくは法的に抵触するか否かは微妙なところだけど、関連方面の迷惑を考えれば自粛するのが大人。先日ちょっと問題視された、紙幣に政治的アピールを記してしまうのと同じような方向性の話かな。

まあ平時ならともかく、年賀状処理の際の多忙の時期に合わせて、余計に手間を増やすのは大人げないってことで。

※追記:

第23条(郵便葉書の表面に記載できる事項) (4)通信文その他の事項(郵便葉書の下部2分の1(横に長く使用するものにあっては、左側部2分の1)以内の部分に記載していただきます。ただし、あて名及び受取人の住所又は居所の郵便番号と明確に判別できるように記載する場合にあっては、この限りでありません)。

......とある。表面にイラストなどで表記を行うのは、これに抵触する可能性があるわけだ。ただし「明確に判断できる」を誰が解釈するのが問題だね。まぁ、郵便局側が難儀するような話は止めた方が良いということで。

関連記事             

コメントする

            
Powered by Movable Type 4.27-ja
Garbagenews.com

この記事について

このページは、不破雷蔵が2015年12月27日 07:35に書いた記事です。

ひとつ前の記事は「イベントでよく見かけるのぼり、工事現場でお馴染みのプレート。普通に市販されてるのね」です。

次の記事は「技術進歩で警察捜査が得た3つの武器「DNA鑑定」「防犯カメラ」そして「SNS」」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

* * * * * * * * * * * * * *


2021年6月

    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30