ソーシャルゲームの課金を「超視える化」したら絶叫した

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これは「この発想は頭が良い」と思わせるのに十分なアイディアの話。昨今では物理メディア系ソフトも少なからずがダウンロードコンテンツの利用を前提としており、ゲームのビジネスモデルが多分に課金前提にシフトしつつある雰囲気も感じられるのだけど、それと共に課金に対するハードルが下がっている感は否めない。クレカやプリペイドカードの普及で少額課金が容易になったのはいいけれど、その分このような状況が生じるとは。まるで米国でのクレカ問題(クレジットカードの借入上限枠を、自分の現在の手持ち現金と錯覚して浪費してしまう現象)と似ているような。

で、恐らく当事者自身は軽い気持ちだったんだろうけど、ソーシャルゲームで課金をするたびに、同額を物理的に貯金箱に投入したというもの。後程お札も出て来るので、まとめて一度に課金したケースもあったんだろう。


で、結果としては相当な額が貯金できていた......というか、その分ガチャに投下していたのが再認識できた次第。無論課金した額はクレカの請求書なり、使った分のプリペイドカードの出費で懐が痛んでいるので、個々の数字は多かれ少なかれ把握できているはずなんだけど、数字の上だけでは「これだけのお金」ってのは把握しにくいと思うのだよね。現物の貨幣や紙幣を目の前にして、はじめてそのお金の重さに気が付く。数字化、カード化された価値は便利に扱えるけれど、やもするとその実態を正確に認識しがたいものとしてしまう。

視える化貯金。ソーシャルゲームで課金をしている人は、一度トライしてみると良いかもしれない。記録に残すだけじゃなく、実物として見える形で。

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このページは、不破雷蔵が2015年12月28日 08:08に書いた記事です。

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