明日から冬コミなので恒例のこのツイートを。会場で出版社の名刺を出して皆さんの作品を無料で手に入れようとするような人は、偽物か、もし仮に出版社員であってもロクな仕事はしません。最初の読者として作品に「無料」の値札を付ける人間と仕事しても苦労するだけなので、くれぐれもご注意ください。
— たられば (@tarareba722) 2015, 12月 28
私も一度某大手ソシャゲ会社名の名刺でやられたんだよなー 一般向けの本の方がいいだろうと思って既刊渡したら微妙な顔されたしそういう事だったんだよね。本物の編集部、会社なら最初に買ってくれるからね、みんな騙されるなよー!!>RT
— かつまれい【冬コミ31日東ヒ-02a】 (@Katsumaxxx) 2015, 12月 28
これも以前触れたことがあるかな。具体的な統計値が算出できないのが残念だけど(とれるはずもなく)、コミケをはじめとした販促物展示・配布会において、出版社やゲーム業界関係者の名刺を手渡し、参考にしたい、精査をしたいとの理由で本来有償提供の作品を無料で手に入れようとする筋がある。
その名刺の内容が本当であったとしても、作品の対価を無料として判断しているってことは、その人の見る目が無いことを証明しているようなものだから、相手にするのは無駄な話。そしてその名刺が偽物だったりダミーである可能性は否定できない。いずれのパターンにおいても、「無料で提供して」との筋は「お断りします」でOK。
まぁ、この筋の不遜な人、あるいは詐欺的商法は昔から存在する。テレビクルーの振りをして地方の旅館に「隠れた名所的旅館として紹介する」として訪れ、色々ともてなしを受けて、宿料は無料、さらにお礼金みたいなものまでいただく。そして肝心の放送は一向に行われず、確認してみたら来訪したクルーは偽物だった、的な。
例えばゲームショウのような、元から無料配布のパンフレットや販促品の提供を行う場所でなら、この辺りは気にすることもないんだけどね。売り手......というか窓口対応の人がシロウトてあることがほとんどなので、この辺りは結構騙されやすい。誰であろうとも名刺を渡されたらありがたく受取る、けれど無料で頒布品は提供しない(元から無料なのはかまわないけれど)。これだけ守ればOK。
コメントする