Yahoo!きっず『きっず流行語大賞2015』と『きっず検索ランキング2015』を発表 https://t.co/aCq8aUIp0u
■『きっず流行語大賞2015』
1位:本能寺の変 2位:安心してください。はいていますよ。 3位:Splatoon(スプラトゥーン)
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 12月 3
マインクラフトが第五位ってのも素晴らしいですね pic.twitter.com/5qBgMuxbTS
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 12月 3
1位:本能寺の変 2位:安心してください。はいていますよ。 3位:Splatoon(スプラトゥーン) 4位:五郎丸選手 5位:マインクラフト 6位:ドラゲナイ 7位:五輪エンブレム 8位:北陸新幹線 9位:あったかいんだから~ 9位:ラッスンゴレライ
※9位は同数票となりました。
『きっず流行語大賞2015』は「Yahoo!きっず」内特設ページで「Yahoo!きっず」が選定した10個のキーワードの中から投票数で決定するものです。第1位「本能寺の変」は、ダンスユニット「エグスプロージョン」が歌う「踊る授業シリーズ」の1つです。学校の授業で習う題材をコミカルなダンスとリズムで表現し、子ども達の間で大流行しています。歌いながら歴史を覚えられることが人気の理由の1つのようです。「五郎丸選手」や「五輪エンブレム」、「北陸新幹線」は、2015年で注目を集めた事象に関するキーワードです。第3位「Splatoon(スプラトゥーン)」、第5位「マインクラフト」はゲームソフト名です。
年末によく行われる、一年の総括的な重大事件やら流行語大賞的なものってのは、一年の振り返りをする意味だけでなく、翌年以降においてその年の状況を把握したり思い返したりする上でも役に立つ。また、該当界隈の状況を知る資料にもなる。だからこそ先日の「あなたはできる」的なところがやっていた「流行語大賞」が色々な意味で残念な方向性に走ってしまったのが非常に痛々しいし、危惧している次第。
先日も言及したけど、だったらネット界隈でデータを精査した方が、よほどトレンドを確認できるのかもな......と思わせてくれるのが今件発表。「流行語大賞」の方はノミネート作から子供達に選んでもらう、「検索ランキング」は純粋に検索ワードの対象・回数の多い順。
「流行語大賞」でゲーム系が2つも結構な上位に入っているってのは驚きだし、子供達の間でも五郎丸のポジションは高い位置にあるんだなと再確認させられたり。その一方で違和感を覚えたのが「本能寺の変」。なぜ信長の事案がトップに? 「ドリフターズ」が子供達の間でも話題になったとか? いやそれは無いな。検索ランキングでも「織田信長」と共に「聖徳太子」が入っているあたりで、分かりそうな感じがするけど......。
「第1位「本能寺の変」は、ダンスユニット「エグスプロージョン」が歌う「踊る授業シリーズ」の1つです。学校の授業で習う題材をコミカルなダンスとリズムで表現し、子ども達の間で大流行しています」
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 12月 3
「本能寺の変」 踊る授業シリーズ 【踊ってみたんすけれども】 エグスプロージョン https://t.co/AKsD1Osonw @YouTubeさんから
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 12月 3
ってことで正解は、ダンスユニット「エグスプロージョン」の踊りの題名の一つに「本能寺の変」があるからという次第。ほんの少し前までは、YouTubeで歴史上の出来事がダンスユニットによって踊られる形で紹介され、子供に大人気となるってことを話したら、鼻で笑われたに違いない。でも現実。スゴイ。
他方、人名検索で「AKB48」とか「嵐」とかは分かるんだけど「ルイ・ブライユ」ってなんだろう。こちらは「本能寺の変」以上に謎な存在。
......ってことで調べてみると、【なんで?小学生にルイ・ブライユが検索される本当の理由!】などの解説にある通り、小学校四年生の教材に「手と心で読む」ってのがあり、そこで点字を作った人として「ルイ・ブライユ」が出てくる次第。
単に知られているか否かを確認する「きっず流行語大賞」とは違い、「きっず検索ランキング」ってのは、子供が(より詳しく)知りたいという、知的好奇心の対象、情報収集のターゲットとしての意味合いが強い。流行というよりは注目の言葉、とすべきかな。その意味で、「ルイ・ブライユ」が出てくるのは、子供達の現状を知る意味では、極めて興味深い結果に違いない。
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