How the American family today compares to what it was in 1960 https://t.co/gbdBtgp9sr pic.twitter.com/mvyT7LeKkZ
— Pew Research Center (@pewresearch) 2016, 1月 26
アメリカの民間調査会社Pew Research Centerが昨年末に発表した、同国の家族形態に係わるレポートから。今件項目は分析こそ同社だけど、データそのものはIPUMS(【使い始めると沼的存在になりそう...公開データベースIPUMSとは】の通り、公的機関のデータを集約したデータベース)のものなので、調査対象母集団数そのものは極めて大きく、対少数の少なさによるぶれは気にしなくてもよい感じ。
で、それによると1960年時点では子供がいる世帯の73%は両親が居て、その両親とも初婚。14%は両親が居るけど、どちらか、あるいは双方が再婚。9%は片方の親のみの世帯。4%は親が居ない世帯(孤児、祖父母などが育てている)。それが2014年では初婚夫婦世帯は46%にまで減り、片方の親のみは26%にまで増加。孤児等は5%。そして再婚夫婦は15%で、同棲(非結婚)のカップルが7%にまで増加している。
物事の良し悪しはさておくとして、子供がいる世帯における家族の様式がここまで多様化しているのには、少々驚きを覚えた。社会の変化がそれを望んでいるのか、あるいはそれを許容するように社会が変化したのか。
日本でも国勢調査で似たようなデータは取得できる......はず。機会があれば、精査してみるのも良いかもしれないな。
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