日本郵便株式会社のプレスリリース https://t.co/Y60mtdrYWL 誤配達や紛失は確率論的にこれまでもゼロでは無かったはずですが、年末多忙時と重なる&内容的に報告必要性もあり、ずらりと並ぶ様を見て涙が止まりません... pic.twitter.com/0S3EMOBDxx
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2016, 1月 2
年賀郵便用の年賀状の発行枚数が、本来ならば昨年末、クリスマス前後には確定報が出ているはずなのに、今回はまだ出ずに年が明けてしまった。何があったのだろうかと日本郵便のプレスリリースを下の方まで目を通し、経営・財務などの方まで見てみたら......ずらりとマイナンバーの誤配達や紛失発生のリリースの一覧。
当方も何度か経験しているけれど、数量・確率論から考えれば、通常の郵便業務でも誤配達や紛失の可能性はゼロでは無い。ただ、よほどの量、事件性のあるもので無い限り、リリースとして情報開示が行われたり、ニュースとなることは無い。
一方でマイナンバーの配送の場合は、中身が公的なものでかつ重要性が高いことから、各事案について逐次報告する手法を取っているようだ。結果として単数ケースでも報告されるため、写真のような状況となった次第。
まぁ、元々書留で相手に直渡しが原則、諸事情で転送される場合も多々ある、しかも年末に向けて郵便物が多い時期にさらに負担がかかる事案が大量に発生したってこともあり、負担の度合いは並大抵のものではない。
このような話が持ち上がると「仕事なのだから当然だろう。文句を言うな」との反論が必ずある。それも一理ではあるのだけど、二理以上は無い。作業をしているのも人間なのだから、できることとできないことはある。イレギュラー的なワークの増加そのものは仕方ないにしても、それをもとに郵便関連叩きをするのは、大人の態度では無いなあ、というのが正直な感想ではある。
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