ホワイトボードの写真から文字と絵を認識してペンプロッターに描画指示出すプログラム作った。mDrawBotと組み合わせれば、打ち合わせの時に前回の打ち合わせのホワイトボードを再現したり、別の会議室に移したりできる。 pic.twitter.com/PXCcduxzEX
— Ken Kawamoto(ガリのほう) (@kenkawakenkenke) 2016, 1月 2
ビジネス用のホワイトボードでは、書かれている内容をそのままデジタル画像データとしてパソコンなどに取りこんだり、それをプリントアウトする技術はすでに確立されており、市販品も数多く存在する。便利なんだけど、やっぱりちょっとお高め。
で、ドットレベルでの落とし込み化ができるのならば、ベクトルデータ化も可能では......という発想なのか否かは分からないけれど、ホワイトボードから文字と絵を認識した上で、それらをベクトルデータ化して、ペンを装着したプロッターに描かせる仕組みを作ったというもの。何だか意味があるのか無いのか、物凄い技術な感じもするけどそれ以前の問題で超面白未来技術的な感じで、とてもステキ。
よく考えてみれば、これ、ホワイトボード部分は普通のホワイトボードで済む。普通に書かれてあるものをデジカメで撮影し、そのデータを解析してプロッター向けに置換すれば、どのようなホワイトボードにも移行・再現が可能。あ、これスゴイわ。
線分のベクトル化が面倒だった。OpenCVで提供してほしい。 pic.twitter.com/MFNXt0Y8AQ
— Ken Kawamoto(ガリのほう) (@kenkawakenkenke) 2016, 1月 2
で、昨日のホワイトボードのデータ化のやつを実際に描いてみた。とりあえずホワイトボードに入る領域だけ。俺の汚い字がそのまま再現されてて気持ち悪い。 pic.twitter.com/wb08LJvkKd
— Ken Kawamoto(ガリのほう) (@kenkawakenkenke) 2016, 1月 3
解像度の問題とか、曲線の多い絵の再現の仕方とか、まだ問題は少なからずある気がするけれど、そもそも板書するものの類はそれほど細かい文字や込みいった図を描くわけではないので、実用レベルではほとんど問題は無い気がする。
......これ、さらに発想を一歩進めて、リアルタイムで取り込み、転送描きこみさせたら面白いことになるのかもなあ。ってそれは単にビデオで中継させればよいだけの話か(笑)。
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