これこそバーチャル!FaceRigとボイスチェンジャーで美少女キャラによるゲーム実況が実現 https://t.co/buVY7bESGd 後読み pic.twitter.com/ALTAVcmzbL
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2016, 1月 4
動画はこれかしら ゲーム実況用 FaceRig x Live2D x パッド連動システム 完成!! https://t.co/G551joVNmU
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2016, 1月 4
しかし、1月3日、「二次元美少女がゲーム実況を行う」という新たなスタイルのゲーム実況がニコニコ生放送で行われました。
その実、なんとプレイヤーが男だろうと女だろうと(おっさんだろうと)関係なく、二次元美少女が実際にプレイしている表情を浮かべ、ゲームパッドをカチャカチャと動かし、女の子の声で実況する、というもの。
先日【自分が笑うと画面上のアニメキャラも同じように笑う、未来のチャットシステムはすでに実在した】で紹介した、自分の顔の表情の変化をデータ化して、その値を画面上の他のキャラクタにリアルタイムで反映させる仕組み。要は自分と同じ表情の変化を、他の人物にトレースさせることができるというもの。これと既存の他の技術を組み合わせれば、色々なことができるよねーという話はしたのだけど、考えることは皆同じ。
この仕組みとボイスチェンジャー、さらにゲームパッドで入力した操作内容が、そのままゲーム内のパッドのビジュアルにも再現される仕組みを合わせ、リアルでゲームパッドを用いてゲームを実況すると、画面内で女性キャラクタが同じようなポーズでゲームをたしなむビジュアルが展開される仕組みを作り上げてしまった。
動画や話によれば、やはり調整部分で難儀をしているものの、なかなかによい仕上がりとなったとのこと。昨今ではCGによるアニメも本格展開化されはじまっているけれど、一からデータを創り上げるとなると、やはりどことなく挙動でリアルさに欠けるところがある。きれいなのだけど、人間っぽくない。なんか作り物的な。今件の仕組みなら、元々人間の挙動をトレースしているのだから、トレース度合いの高度化により、一層人らしい、それっぽいものとなる。動きは人間そのもの、でも実際に動いているのは空想上の人物、2次元のキャラ、さらには例えば過去の歴史上の人物......なんてのもできるようになる、かもね。
色々と他の技術とつなぎ合わせれば、もっともっと面白いものができそうだ。そう、トレース相手が人間、あるいは人間を模したものである必要は無い。「進撃の巨人」の巨人とか、ガンダムでもいいわけだよね。巨大な映像投影システムと合わせると......とかね。
コメントする