御茶ノ水駅前のファミマ、入る時にサブウェイの看板があったので「?」と思ってたら、なんとイートインに丸ごとサブウェイが。面白いなあ。 pic.twitter.com/YxEuXhPeUI
— ディープバレー三日目テ57b (@deepvalley) 2016, 1月 6
コンビニのカウンターフーズの領域拡大、特にコーヒーの展開に伴い、これまで一部中小のコンビニのみで行われていた「イートイン」スタイルがダイナミック浸透をし始めている。コーヒーの香りを長期間店舗内に自然な形で浸透させ、客引き・連鎖購入効果も狙っているのだろうなあ、という感はある。外からも見えやすい場所に配しているのもポイントで、雑誌の集客力が落ちて困っているコンビニにとっては、まさに渡りに舟。まぁ、あの場所でカレーとか食べられると困るのだけどね。
で、写真のファミマでは、そのイートインをサンドイッチ店であるサブウェイに丸投げしてしまった形。いや、丸投げというか内包と表現した方がいいのかな。相応の広さと元々の立地条件の良さがないと実現は難しいけど、発想としては非常に興味深いし面白い。
2008年04月02日 ファミリーマート店内にサブウェイが同時オープン! https://t.co/6UXJxdFDRe なるほど(°ω°)
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2016, 1月 6
今回の店舗は、これまでの入り口が双方別々の併設店舗ではなく、ファミリーマートの店内にサブウェイの販売カウンターがある併設タイプになります。そのことにより、お互いの集客効果につながるとともに、お客さまの利便性が向上いたします。今後も「サブウェイ」との併設店舗の形での出店を検討してまいります。
調べてみたらこの形態の店舗、すでに8年前にオープンしていた。その後大規模な展開がなされていないってことは、今なお実証実験中なのか、それとも条件にあった店舗がなかなか見つからないのか。まぁ確かに、普通のコンビニ+サブウェイの広さがあるコンビニって、あまり見かけないからねえ。
最近ではむしろ、併設する形で薬局などとの一体化の店が増えている。イートイン市場は拡大しているけれど、サブウェイのような独立店舗をまかなうほどの集客力までにはまだ至っていないってことかな。いやもちろんサブウェイ自身の集客力も加味されるけれど。
ただ、コンビニ内にイートインを設けるのって、数席ぐらいの小規模なものならともかく、それ以上になると、やはり違和感が生じてくる。店員の負担も並大抵のものではなくなる。サブウェイに限らず、他企業との共同でイートイン的な機能を持ってもらうって発想は、今後も試行錯誤がなされるのだろうな。
コメントする