あ、ねぇねぇ。これ、ホントお勧めする。感情全てを大袈裟に描写しない(強弱をつける)とか、人称では無い人の感情表現は外的反応で描写する、等々アドバイスも、辞典としても面白い!『感情類語辞典』 pic.twitter.com/qfjks4TJBn
— りもねぇ (@rimoko) 2016, 1月 6
頭の中に思い浮かべている、あるいは実際に見た人物の表情は非常に豊かなはずなのだけど、それを文章にしたためるとなぜか平坦になってしまう。良い小説ではあれだけ多種多様な人々の感情が描かれ、頭の中に人物が活き活きと動いているのに、自分が書くと何故かみんなでくの坊でのっぺらぼうでマネキンでパーツ的な動きしかしてくれない。やはりボキャブラリの違いが出てしまうのだろう。
この類のは慣れと経験を積んで自分の武器を増やすしかないのだろうけど、その際の武器庫的な存在となりそうなのが、この「感情類語辞典」。多種多様な感情の表現方法事例が書かれており、とても参考になりそう。
感情類語辞典 https://t.co/3plaDfR8aY 実在した(°ω°) というか当然ですけど、これは確かに面白そう。
https://t.co/jE6FtgdWLb pic.twitter.com/XvWLwlH38K
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2016, 1月 7
アマゾンではサンプルページも何ページか挙がっていて、それを確認したけれど、ああこれらの表現って確かにしっかりとした出来の創作文ではそこかしこで見たような表現だよな、という感はある。一つの感情、例えば恐怖や恋愛、喜びといった心境が、どれだけ多くの表現で第三者に伝えられるか。言葉の巧みさを改めて思い知らされる。
当方は創作文を書く機会は今のところないけど、手元に置いても悪くない一冊だな、むしろ表現能力を磨くには良いテキストには違いないという感想。
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