図書館の読書通帳という発想

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ここ数年、公共図書館で「読書通帳」の導入が進んでいます。銀行ATMのような専用端末に通帳を通すと、自分が読んだ本のタイトルや貸出日を記録できる仕組みです。図書館によっては、導入後の児童図書の貸し出しが2倍に増えたところも。通帳に記帳する仕組みを楽しみながら、読書意欲を高めようという取り組み。開発したメーカーや図書館に話を聞きました。

当方はウェブ上の記事展開にあたっては、原則としてネット上のみで取得可能、つまり容易に第三者が検証できるものを素材として用いる(取材などは別口)ようにしている。時間が無いとか体調上の理由もあるけれどね。まぁ将来的に状況が改善したり色々と手がけられるようになれば、図書館で調べたものも加えたいよなあ、という想いはある(もちろん著作物への権利関係の問題があるから、調べる対象は主に公的資料になるけれど)。

実のところ、それらの理由に加え、自分の行動領域には図書館が無いから......というのが理由の一つだったのだけど、ふと思い当たる節があり、改めて検索をしなおしたところ、案外遠くない所に図書館がある事を知り、驚き。で、色々と調べてくうちに見つけたネタがこれ(前置きが長い)。

図書館の書籍の貸し出し履歴に関してはちょっと前にプライバシー関連で少々トラブルが生じたのは記憶に新しいけれど、今件は個人ベースでの情報管理の話。図書館によって仕様はさまざまで、手書きだったり、本物の銀行の通帳に勝るとも劣らない自動書き込みのもあったり。

確かに履歴を刻んでいくと充実感がある、書き込みそのものが自分の蓄積にリンクするってのは、通帳と近しい所がある。コロンブスの卵的な発想で、非常にカシコイ切り口。特に子供においては、本の借入記録そのものが宝物的存在となるし、後々まで大切に保管する対象となる思い出の品物にもなる。

本の「総額」ってのはちょっと出版業界側がへそを曲げる可能性が懸念されるけれど、それはともかく、ステキナイスな仕組みに違いない。当方の行動領域内にある図書館も、この仕組みを取り入れていると嬉しいのだけどな。

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この記事について

このページは、不破雷蔵が2016年1月11日 07:45に書いた記事です。

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