平均的な永久歯の生える時期。日本小児歯科学会。1988年のものですがこれが最新。https://t.co/8NMQlhY4lH とか https://t.co/3blEKZt4M2 から。 pic.twitter.com/CUnd6eFK0x
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2016, 1月 23
先程本家サイトで更新した【子供達の虫歯の現状をグラフ化してみる(2016年)(最新)】。その中で男女別の虫歯の動向において、中学生以降は女子の方が虫歯率が高くなることについて、女子の方が甘い物好きだからかな、という話と共に「中学生以降は男性より女性の方が成長が早い、つまり「乳歯から永久歯への生え変わりに合わせ、虫歯ごと抜いてしまう」究極の対策カードを早めに使い果たしてしまう」的な説明をした。要は虫歯を治療せずに乳歯ごと抜いてしまうので、虫歯が無くなるから虫歯率が一時的に減るのだけど、その方法は女子の方が早いから......というもの。
で、子供の成長過程では同年齢の場合、男子よりも女子の方が成熟であることは知られている。歯の生え変わりもそうに違いないとの仮説だったんだけど、それを裏付ける形となったのが、引用資料。日本小児歯科学会の統計資料で、官公庁によるデータは残念ながら見つからず。しかも今件、1988年時点のもので、30年近く前のもの。
とはいえ、多くの歯において、男子よりも女子の方が早く永久歯が出ているのが確認できる。
2015年付で更新調査をしている模様。疫学研究実施についてお知らせ - 大阪歯科大学 https://t.co/zIUC8rnFDO
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2016, 1月 23
日本小児歯科学会でも「ちょっとこのデータ古すぎるよね」との認識はあるようで、去年から今年にかけてデータのアップデートのための調査を実施中とのこと。早ければ来年辺りには、新しい形での永久歯動向が分かるはず。虫歯の動きを見るに、やはり現在でも男子より女子の方が、乳歯から永久歯への生え変わりは早いはずだけどね。
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