餅がのどに詰まる っていうのは熱々の餅が溶けて喉から食道まで全部つながってふさいでる状態になるのでまじで死ぬやつです 細かく餅を切って老人や子供に与えても嚥下力が弱く、あまりかまないので逆に喉の中でつながって一本の長い餅になってしぬ pic.twitter.com/dG4diSkV0f
— むっむっ(?ω? ≡ ?ω?) (@muno_chin) 2016, 1月 22
.@annko_1773 さんの「"細かく切っても餅を喉に詰まらせる"を表した図解がわかりやすい「体内ではこうなっていたのか」」をお気に入りにしました。 https://t.co/P7Qj7wNukQ
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2016, 1月 25
正月になると毎年一定数が発生する、とりわけ高齢者に多い、のどへのお餅の詰まりによる窒息事案。本家サイトでも【東京消防庁、高齢者などのお餅(もち)窒息事故に対し注意喚起(2015年)(最新)】にあるように東京消防庁の広報資料を基に情報をアップデートしたり、以前は【「こんにゃくゼリーの窒息、重症率85%」は本当か、適切な表現なのか】の通りこんにゃくゼリー絡みで精査したこともあって、上記の引用内容については興味深い話だなあ、というのが第一印象。特に、細かく切り刻んでも中で固まってしまうってのは、まさに「その発想は無かったわ」的な。
ただ、これってどこまで裏付けが取れているのか、専門家や公的機関による説明があるのか、ちょっと調べる必要がある。
2013/12 高齢者の餅による窒息事故に気を付けて!(消費者庁) https://t.co/bGZN10jSBf pic.twitter.com/qTBCJeTmRC
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2016, 1月 25
「餅の温度が体温やそれ以下になると、くっつきやすさも増します。すると、口腔内で餅同士がくっつきやすくなったり、喉の粘膜に張り付きやすくなり、さらに、くっつくと剥がれにくくなります」「場合によっては気道入り口に餅がくっついて剥がれず、気道が塞がれて窒息につながることがあります」
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2016, 1月 25
......ということで探りを入れたところ確認できたのが、3年前に消費者庁が公知した、高齢者の餅による窒息事故に関する注意喚起。単なるデータの開示や注意事項の列挙に留まらず、専門家の知見まで用意されている。これは非常に役に立つ。
先に引用したツイートのイラストは、ぶっちゃけるとオーバーに過ぎる部分があるかもしれない。ただ、体内に入ると温度が下がるのでくっつきやすくなり、細かく刻んでも再結合してしまうってのは、目から鱗。それじゃ刻んだだけでは何の意味も無い。
ってことで、「朝は最初から餅は食わない」「小さくするだけでなく良くかんで、水分を十分取りながら」「飲み込んでから次の一口を」などの注意事項は要チェック。というよりは、消費者庁のリリースは全文を一読する必要があるな、これ。
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