↑ ヤングキングアワーズ201年4月号
表紙は「ナポレオン」。濃いよ、超濃いよ。元々色合いが濃い目の制服の上半身がメインで、さらに血みどろ状態なので、男臭さがフルスロットル状態。歴史系雑誌の表紙的な感じ。巻頭カラーは新連載の「ゼロエンジェル」。麻宮騎亜先生。......なんだけど。メカニック部分はともかく、人物描写が、かつて当方が知っていたのとは随分変わってる。何だか好き嫌いが分れそう。
「アルペジオ」は片方の主人公の危機が音声とデータのみで伝えられるという、ちょっと変わったシチュエーション。一応同時進行でどうにかなりそうな動きもあるのだけど、この辺りは随分と長丁場になりそうな。重巡二人組も色々と学べる機会が得られそう。「スピリットサークル」は怒涛のスピード展開。以前の時にはセリフがぼやかされていた部分がはっきりと。そしてそのオチが出るあたり、やはりこの先生はストーリーの紡ぎ方が尋常じゃないほど上手いと。
伊藤明弘先生の不定期連載「バイポット」第三回目。ある程度時間の流れが分かりそうな「敵」が登場。そしてさりげに電信柱があることから、現地が日本っぽいことも。「ピンナップ」はもちろんあります。「無尽」は話と時間が少し流れ、色々と舞台が動き始める、インターミッション的な回。「超人ロック」は久々に全開戦闘の回。「現在」につながるストーリー補完、あと1回ぐらいかな。
「聖骸の魔女」は毒周りの話が意外な方向でメインストーリーにつながる。これも巧みな流れに感服。不定期連載「ヒダルとヒルダ」。何だかこの話のつなぎ方、結構面白い。「はやめブラスギア」は案外面白くなってきたかも。バトル物の王道と、軸となる色々な人間関係がしっかりとできていそう。そしてなぜか「霧くまコミックス」。本作がシリアスでクライマックスモードなだけに、格差が大きい。「ドリフターズ」は信長ズの方面の回。避難民が山ほどやってきて、さあどうする......というところでオシマイ。次は来月......あるといいな(汗)。
次号は「スピリットサークル」が最終回、今回お休みだった「それ町」も復活。新連載で「野球プラス」(石田敦子先生)がスタート。すっかり野球漫画の先生になった感。
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