HMD+3次元コントローラーを使い「VR空間で3Dモデルに触りながら制作することが普及しつつある」ってSFが実現し過ぎてヤバイ▼https://t.co/rvbnR9RGTu pic.twitter.com/0r9y1yPVhw
— tetsu (@metatetsu) 2016, 2月 6
今朝方回ってきた、ちょいとぞくりとした動画。内容はといえば説明の通りで、視界にデジタルデータを付加させてVRと実視界を一体化させるHMDをかぶり、3次元操作ができるコントローラーを用いることで、自分の目の前にその物体があるかのような操作をしながら、データを創り上げるというもの。HMDだけだと自分が作っている造型のデータはあくまでもキーボードやマウス、タッチペンなどでの入力となり、ワンクッションデータの置換のプロセスを必要とするのだけど、この3次元コントローラーを用いることで、目の前にその物体があるかのような感覚で創り上げることができる。
要は3次元データで造形を作る場合、目の前にその造型の粘土のような素材があるかのように、こねたりつねったり叩いて伸ばしたり......ってことができる次第。
2年前のってことで映像を見る限りではまだまだ入力部分で難儀している部分も多い。3次元操作は出来るもののコントローラーの領域からはまだ飛び出していない。これが例えば手袋型のセンサーで入力できるようになれば、本当に空間上に浮かんでいる粘土をこねこねするかのように造型を創れることになる。
この仕組みが素晴らしいのは、空中上に浮かんでいるように見える物体はデータによる合成物なので、自由に回転させて多方面から眺められるだけでなく、拡大・縮小が自由自在になる......はず......ってこと。細かい造形を作る時に思いっきり拡大して込み入って作り、拡大して全体的なバランスを考える。それがVRで可能となる。
3次元のデータを創り上げたら、それは数字化されているのだから、例えば(再現可能なレベルならば)3Dプリンタで打ち出せば、そのままの実造型が登場することになる。うむ、素晴らしい。「地球連邦の興亡」に出てくる、主人公の妻のお仕事にもこんな感じのがあったな。考えていることは皆同じってことか。
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