すべての計算をiPad pro + apple pencilに移行。ついに、理論物理をやるのに紙が必要ない時代が来たのかもしれない。すこぶる快適。 pic.twitter.com/bR20tmpQOj
— 橋本幸士 Koji Hashimoto (@hashimotostring) 2016, 2月 4
絵を描く人を中心に昔からタブレットは使われてきたし、タブレット型端末の普及浸透と共にノートのように端末を使う状況もよく見かけるようになったけど、まだ他の世界の出来事みたいな雰囲気で、あまり興味はそそられなかった。黒板に書いた文字がそのままデータ化されてUSBメモリに収めることができたり、プリントアウト可能な仕組みも登場し、これができるのなら将来ハンディレベルのも登場するんだろうなあという感はあったし、例の「せんせい」の海外カラー版もそれに近いのだろうなあ、という雰囲気ではあったのだけど、「何か違う」感はぬぐえなかった。
でも今件報告されていた、iPad proとapple pencilの組合せは、まさに未来の電子ノート、デジタルノートな感がじわりとする感じ。双方とも当方自身はまだ触れたことがないのだけど、写真やコメントから、その実態が伝わってくる。ああ、これはよさげだ、的な。
Apple pencilは、いつも使っているノートとボールペンと同じように計算でき、細かい添え字の数式やイメージ図を書き、そして自動的にクラウドでノートを管理できる。 pic.twitter.com/RBiiJDem2K
— 橋本幸士 Koji Hashimoto (@hashimotostring) 2016, 2月 4
iPad proは、A4サイズを仮定して書かれているすべての論文が快適に手にとって読める。毎回論文を印刷して電車内で読んだり(しかも持ってくるのを忘れたり)するのも、おしまい。 pic.twitter.com/f429WPX5OD
— 橋本幸士 Koji Hashimoto (@hashimotostring) 2016, 2月 4
iPad pro + apple pencil、これが理論物理屋に普及すれば、かなり研究スタイルが変わる可能性がある。例えば、みんなパンパンのリュックを持たへんようになるやろなw
— 橋本幸士 Koji Hashimoto (@hashimotostring) 2016, 2月 4
ちなみに、Apple pencilで筆記計算するためのiPadアプリは、Evernote。いろいろ試したけれども、書いた計算ノートをPDF化してクラウド管理するためには現在これしかチョイスがないかもしれない。MacからEvernoteのノートを読みながら論文書いたり。
— 橋本幸士 Koji Hashimoto (@hashimotostring) 2016, 2月 4
IPad Proが手書きの文化を復活させるとしたらすごいことだよね。
— 林 信長 (@H_Nobunaga) 2016, 2月 4
グーグルも手書き認識に関しては一時期のめり込んでいたわけで、エバーノートに遅れをとらないようにちょっと考えたほうがよい。 https://t.co/RgFXAvcYlO
iPad pro + apple pencilでの計算と、普通の紙の上にペンで計算するのとを比べると、明らかに書き心地は紙に軍配。iPadツルツルしてるし、Apple pencil少し重い。けど、一旦書いた式をごっそり移動したり、一瞬でクラウド化したり、ほんま便利になったわ
— 橋本幸士 Koji Hashimoto (@hashimotostring) 2016, 2月 4
iPad pro+apple pencilへの移行は、例えば「計算する」とかいう行為自体が媒体に非常に依存しているということを、媒体を変えた時に思い知る好例になっています。ぜひ。@hyuki https://t.co/eANA51xRCs
— 橋本幸士 Koji Hashimoto (@hashimotostring) 2016, 2月 4
Apple Pencil | Hands On https://t.co/d5jW3p3yMb @YouTubeさんから
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2016, 2月 4
デジタルとアナログの良いところを認識して、それぞれ使い分けていたのを、アナログの良い部分をぐいっとデジタルに引っ張ってぶち込んだ、そんな印象がiPad proとapple pencilの組合せにはある。色々と状況が回復して余裕が出て来たら、やってみたいことのリストの一つにこれを加えたい。まぁ、似たようなコンセプトでアンドロイド系のものとか、それこそアマゾン・キンドルで出てきそうな感じもするんだけどね。
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