"フォロワー45万人越えのLINE@アカウント「蚊@公式垢4.3万PV」が、LINE運営からアカウント凍結(アカBAN)された模様です。垢BANされないほうが不思議です"https://t.co/D6PsJ58k2m
— geek@akibablog (@akibablog) 2016, 1月 29
RT @did2line: LINE@の「えある」アカウントって誰?何者?についてのメモ https://t.co/8kcib8F69h
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2016, 1月 30
2. キーワードは「パクツイ」
3. 共有している中高生はこういうことを知らない
4. LINEのサービス内部のことはあまり知られていない
何度か言及しているツイッター上のパクリツイート「パクツイ」に係わるお話。フォロワーを増やして情報発信能力を高めた上で、広告をツイートしたり他の広告アカウントにフォロワーを流したり、自分のツイキャスなどの動画配信に人を渡したり、アカウントそのものを価値あるものとして販売対象にしたり。ベクトルの向きは多少異なれど、本質的にはほぼ同じ。他の同人誌から人気部分を抽出コピーして一冊にまとめて新しい同人誌を作り、それを自分作として販売して人気を集めるようなもの。あるいはそれっぽい事をしているアップローダーとか。
で、それのような仕組みをLINE上で展開してフォロワーを増やし、発信能力を高めている事例が多々あるとの報告が出ている。先日この類のアカウントに対するインタビュー記事が掲載されているのをちら見したけれど、こんな仕組みだったのね。
LINEはソーシャルメディアとは違う部分もあり、どちらかといえばFacebookよりも閉鎖性の高い情報相互交換ツールのようなものと表現できる。なので、LINE内はもちろん、以外から盗用したコンテンツでも別にかまわないじゃん、的な感が強い。YouTubeに対するニコ動みたいなものだ。閉鎖領域だからそれぐらいいいのでは、という感覚。
ツイッターで相次いでいるパクツイアカウントの中に、広告を特に入れていないタイプのものもいくつかある。そのスタイルが精査をし直してみると、まさにこのLINEにおける事案と似ている。LINEで成功している事例があるので、それを似た仕組みのツイッターでやっているのか、あるいはツイッターでやっているのでLINEでもしているのか。例えばツイッターのツイートをLINE上で次々と流すといった、サービスを超えればパクツイの精査は及ばないと考えているのも問題なんだけどな。
お金も稼げますしね
— つるや@なろうにて小説連載中 (@tyurukichi_AA) 2016, 1月 30
RT @Fuwarin: 例えが少々悪いですが、聖書の文言をそのまま自分が受けた啓示として語り、自分は選ばれたものだとして信者を集めるようなもの......ってこれ、あれだ。悪質系の新興宗教と構造は同じですね。
先日TWした https://t.co/xMAjdiZhIi も一つのヒントになるかもなぁ、と。
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2016, 1月 30
例えば 人生にやる気を与える24の名言 https://t.co/KaQbzbLHxC にあるような偉人の言及を、「自分が考えたんだけど」的な形で次々と騙れば、そりゃ鼻で笑われるし非難は殺到します。けれど、ネット界隈にあるような名言的語り等は、そこまで精査されにくい。
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2016, 1月 30
ある意味、先日から問題視されている「コピーライティング」も、本質部分では何の変わりも無く。
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2016, 1月 30
そう、先日から問題視されている「コピーライティング」問題もあながち別の話じゃない。本質的には同じ。
しかしこれ、パクツイ問題でもありますが「情報を集約する手間に対価はどう認められるべきか?」という話にも繋がるんじゃないですかね。
— つるや@なろうにて小説連載中 (@tyurukichi_AA) 2016, 1月 30
RT @Fuwarin: ある意味、先日から問題視されている「コピーライティング」も、本質部分では何の変わりも無く。
いわばアレです。同人誌を買い集めて無断で編集して合同雑誌を作って勝手に売ったり、ネットにアップロードして集客してビジネスとする。それと同じわけですね。
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2016, 1月 30
あのパクツイbotに一般のツイッターユーザーの100倍以上のフォロワーがいるのは何故かっていうとフォローしてたら有用な情報(著作権問題はともあれ)が得られると多くの人が判断したためでしょうし
— つるや@なろうにて小説連載中 (@tyurukichi_AA) 2016, 1月 30
RT @Fuwarin: 「コピーライティング」も、本質部分では何の変わりも無く。
ああ。そうか。「適切なコストを支払ってないのに過大な報酬を得ている」という構造ですね>無断転載
— つるや@なろうにて小説連載中 (@tyurukichi_AA) 2016, 1月 30
RT @Fuwarin: ですねえ。そして「対価」は「コスト」が小さいほど利益につながりますので、コストを抑えたい=パクツイしたいって本質が見えてくる次第です
と。そして気を付けねばならないのは、対価もそうなのですけど、一次ソースが無い以上、その「有益」と思っていた情報が本当のものなのか否かが分からない、と。単なるデマや、情報のアップデート・環境の変化で、取得時点ではウソになってしまった可能性もある次第で。
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2016, 1月 30
①面白い≒正誤はどうでもいい ②分かりやすい≒正しい ③紹介される≒有名になることそのものが報酬 ④その時点ではただしい≒後に間違いとなる可能性はない、みたいな認識が蔓延している世の中なんじゃ(;^ω^)https://t.co/8vnxgxdTSB
— つるや@なろうにて小説連載中 (@tyurukichi_AA) 2016, 1月 30
創作側が軽視されコスパの合わない状況となり、違法・不法行為を成すものが楽に小銭どころか大銭を稼いでしまう時代。なんという情報ディストピア。
不当行為に対する差し止め請求や、収奪されたであろう利益の回収が容易に可能ならば、それこそ泳がせて肥え太らさせた上で、まとめて元の権利者にという手も出来るのだろうけど、サービスを運営する側は腰を挙げない所か容認するのがオチではあるし(サービス内が活性化することが最大の利益)、分散して盗取しているので実質的には無法状態。
例えばニコ動の動画を勝手に第三者がコピーしてYouTubeに掲載し、それに広告を載せて荒稼ぎするという「ビジネスモデル」は容易に考えられる。けれど実際には、ニコ動側の動画の作り主自身やそのファンなどの通報が相次ぐし、YouTube側もチェックを行い、逐次削除されていく。で、そのような所業が相次ぐとアカウント自身が削除され、収益のためのGoogleアカウントとのリンクもパーになる。しかしLINEやツイッターではそのような有効な手立てはあまりない。費用対効果が悪すぎる。
この辺りは相応の権限を持つ組織なり仕組みを作らないと、根本的な解決にはならないのだろうなあ。抑止力が無ければ、おいしい方になびくのは人のさがではあるのだから。
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