Warning sign in Twitter's New York office: pic.twitter.com/Tykufgm6nE
— Brilliant Ads (@Brilliant_Ads) 2016, 2月 3
以前「ヒューマンピクトグラム2.0」の紹介でも触れたけれど、人や生活環境のあれこれをシンプル化し、非常口のマークのようなスタイルにまで単純化した図というのは、示したい内容が明確化され、ぱっと見でも分かりやすいものとなるので、瞬時に理解が求められるような場面における啓蒙ポスターとしては非常に優れたものとなる。それを作るだけのセンスが求められるので、必然的にそれを創れる人はプロとしてあがめられ、お仕事にすら出来る可能性を秘めているのだけど。
今回見かけたポスターは、おお、なるほどと思わせるもの。後ろに炎が迫っている状態で、階段途中で携帯電話のようなものを持っている人。何となくソーシャルメディアをやっているなという雰囲気はある。メッセージには「火事が起きたらツイートする前にさっさと建物から逃げろ」とある。まぁ実際、事故現場で色々と写真を撮っているうちに被害が出たってのはよくある話。
......あー、これ、ポーズを見てみると、単なる写真じゃなくてむしろ自撮りしてるのかな? それにしても英語圏ではツイッターよりも圧倒的にFacebookの方が浸透しているはずなのに、それでもなお「ツイーティング」なんだな。あるいはソーシャルメディアに投稿すること全般を指しているのかもしれない。
In Case of Fire - Exit Building Before Tweeting About It - Funny Humor Joke Poster 米アマで類似品が https://t.co/NDyjiv4vji pic.twitter.com/CRaJagN4nC
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2016, 2月 3
検索すると山ほど(°ω°)https://t.co/02uoHAtKxi pic.twitter.com/eDF7IIuUhJ
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2016, 2月 3
デザインにはいくつか派生型があるようだけど、やはりコンセプトはほとんど同じものが山ほど見つかる。ステッカーも発売中。日本でもこの類の面白ステッカーは100均などでみかけるので、市場に出回るのも時間の問題かな。
見方を変えれば、それだけツイッターが浸透していることをも意味するし、災害現場などで個人がカメラマン的な存在となりうる時代であることを再認識させられる。ほんのひと昔前にはとても考えられなかった啓蒙ポスターには違いない。
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