ツイッターの仕様変更話のドタバタと、財政的な問題と

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先日「タイムライン表示が時系列並びで無くて関心事の順になるよ」的な噂話とその収束があり、改めて認識されたこと。2月10日予定の2015年分の通期決算発表では恐らくダイナミックなネガティブインパクトがあることは容易に想像ができるのだけど、その理由は大きく2つ。「利用者が伸びていない」「採算性、収益性が悪い」。元々ギーク的なサービスの色合いが強いので、Facebookのような割り切りも難しく、とはいえ客を呼び寄せられるのならばとFacebookもどきな仕様を導入して親和性を持たせて、あわよくば......と思うのも理解は出来る。大抵そんな施策は上手くいかないのだけど。似たようなものなら、コストが同じ場合はオリジナルを使うに決まってる。

まぁ、公的機関の運用となれば話は別だけど、ツイッターにそれを求めるはずも無く。と、なればWikipediaのような寄付金受け付け窓口を設けるのも一つの手では、との話。これはこれで悪くない......とは思ったのだけど。ツイッターって上場企業だから、それをやってしまうと「まともな収益モデルが無いのか」と株主がぷんぷくりーんモードになるのは必至。ちょっと現実性は低い。技術的な問題では無く、財務的・企業の体面としての話で。

まぁ、ぶっちゃけると、例えば「年1万円」とあるのなら、その金額分をツイッターの株式調達に充てるというのも一つの手ではある。


一番無難なのは指摘の通り、プロモーション機能を使って自らの広告出稿を行い、間接的に支援をすることなんだろうな。ただこの類のって、自らの行為の直接の反応が見えにくいので、提供行為をした側の達成感が薄く、長続きしないであろうという弱点がある。寄付行為と同じね、要は。

やはり何らかの仕組みを作り、その仕組みの中でマージンを取得するような形のビジネスモデルを作るしかないのだろう。以前紹介した送金システムを一般にも開放できるようにするとか、ね。アンケートの選択肢も2択から4択に増やせたわけだし、不可能では無い気もするのだけどね。あるいはアマゾンと組んで、アマゾンポイントでやりとりができるようにしても良いかもしれない。大騒ぎになるけど、面白い事ができそうな気はする。

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このページは、不破雷蔵が2016年2月 8日 06:59に書いた記事です。

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