Cross-marketing at its finest. pic.twitter.com/db1WfAwpEA
— Andy Weir (@andyweirauthor) 2016, 2月 14
火星版DASH村とも呼ばれる、恐らくは今年のベスト3に入るのではないかと思われる洋画「オデッセイ」。原作「火星の人」も合わせ、そのポジティブなストーリー展開に好感を持つ人も多いし、当方もその一人。で、その作品のキーアイテムの一つとなるのがじゃがいも。
詳しい話はネタバレになるので控えるけど、ともかくじゃがいもは今作品の中で非常に重要な役割を果たすことになる。恐らく映画を観終えた後に、何らかの形でじゃがいもを食べたくなるはずだ。
で、そのじゃがいもの販売コーナーに「オデッセイ」の小さなポスターを貼りつけたのが、今件写真。目を凝らしてみたけれど、他に何か変わったコピーは書かれておらず、単に映画のポスターのみ。でも内容を少しでも知っている人は、ああ、アレにもじゃがいもが出てきて云々と、容易に想起できてしまう。極々普通の青果売り場にあるじゃがいもが、「あの映画にも登場したじゃがいも」に早変わりする。もちろんそれそのものじゃないけれど。下手に何か説明をつけるより、単に写真を貼りつけただけの方が、この場合はかえって効果が出る。
このセンスは見習わねばなあ......と思ってツイート主を見直してみたら、この方、原作「火星の人」の原作者だよ(汗)。原作者から太鼓判を押されたわけで、今後じゃがいもコーナーは「オデッセイ」ざかりになるんだろうな(ならない)。
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