日経平均終値 1万6022円58銭(+1069円97銭、+7.16%)
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2016, 2月 15
TOPIX 1292.23(+95.95、+8.02%)
日経平均の上昇幅は歴代13位、上昇率は12位でした。引けにかけて少々売られて下がりましたね。
......ということで先日の東京株式市場は大商いの中での上昇。前週までの暴落基調の反動もあるし、円ドルの為替が安定したことや、原油が下げ止まったこと、前日の欧米市場がそこそこ良い値を出したこと、欧州通貨危機に関してドイツの某銀行が対応策を取ったことで安心感が広まったこと、開場前のGDP速報値が予想より悪くなかったこと(マイナス値だったけど)などなど、色々な材料が重なった形。まぁ、中国市場がお休み明けで開場したけれど、やはり下げ。でもさほど影響は無かった。
当方としては15日から16日位までは下げ相場が続くかなという感はあったのだけど。
参考: pic.twitter.com/xcnu6SDLNi
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2016, 2月 15
先日までの異様な売りの要因として、個人的に一番大きかったと思うのは、上記グラフにある通り、日本の国債に資金が集中したためではないかな、という素人考え。国債は円建てなので、当然円で無いと調達できないから円が買われるから、円は上昇する。超過分に関してマイナス金利を適用する話は【日銀のマイナス金利とその仕組みと】にもある通り1月29日発表。国債の需要はそれ以降急速に高まっていた。で、マイナス金利の導入は2月16日からの準備預金積み期間からの適用。それに連想する形で色々と動きが生じていたと考えれば、道理は通る、と。
まぁ、欧州の金融危機やら米国の経済伸張動向、FRBの金利回り、そして中国経済と市場に関しては火が消えたわけじゃないので今後も注視する必要はあるけれど。とりあえず直近の台風は過ぎ去った感じはする。
コメントする