この絵のタイトルが「苦い飲み物」って知ったときめちゃくそ笑った 罰ゲームかよ pic.twitter.com/3jVmfYTuw1
— レ点@ニンジャスレイヤー読んで (@8jouhan_ns) 2016, 2月 14
先日ツイッター上のタイムラインに上がってきた、ステキナイスな絵。最近ではこんな感じで昔風に描かれた絵でも、実は現在の描き手がそれっぽく描いた、あるいはパロディとしてトレースしたものもあるので、すぐに鵜呑みをするのはリスクがあるけれど、それでもこの表情はとてもステキ。思わず叫んだ「にげぇよこれ」という声が絵からじわりと伝わってきそう。
The Bitter Tonic(Adriaen Brouwer) https://t.co/3wauWVAWTC 実在した(°ω°) pic.twitter.com/UHdS9kkahL
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2016, 2月 15
で、調べてみたら実在した。17世紀に活躍した画家アドリアーン・ブラウエル(Adriaen Brouwer)氏によるもの。
なんだか直訳的な日本語の解説だけど、要は庶民の日常生活におけるさまざまな感情をありのままに描いているということかな。特にネガティブ的な感じの衝動の瞬間が、写真に撮った情景の切抜きのような形で絵に収められている。
ゲーム中のケンカとか。 pic.twitter.com/RZn83eJFl3
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2016, 2月 15
これなんか良い例。日本語のタイトルは「カード遊び」だけど、どう見てもゲーム中に何かトラぶってケンカになった状況でしかない。後ろの方に居る老夫婦(?)が眺めている様子も合わせ、非常によく状況が描かれている。躍動感あふれる瞬間ってのかな。
この類の作品に出合えるのって、多分に偶然によるところが大きいのだけど、それゆえに出会えたことには感謝をしたいものだな、うん。
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