女川のダンボルギーニを乱暴に触る人がいて所有者が困っているという記事を地元紙で見た。また実際に見に行った人からも同様の話しを聞いた。被災地もインフラが整ってくると、どこの観光地にも一定数存在する「困った観光客」も来るようになる。こういう客を地元は遠慮なく注意してよいと思う。
— 井上リサ☆高浜釣り紀行 (@JPN_LISA) 2016, 2月 18
こう言う客ほど「お客様は神様だろ!!」って言うけど、そしたら「拝む神様はこっちが選ぶ」って言ってやればいい。 https://t.co/poJalrt7NH
— んだ (@omatsuri218) 2016, 2月 18
段ボール製のランボルギーニが本社から絶賛され、一般に向けて展示されているという話は耳にしていたけれど、それを乱暴に扱って破損させているとの事案は初めて知った。観光客に限らず、確率論として一定数以上の集団が構築されると、必ずその類のイレギュラーな存在が「やらかし」を行う可能性はある。もちろんその確率に違いはあるけれど、ゼロにはできないし、すべての人が同じイレギュラー的存在でも無い。
で、そのイレギュラー的な存在は往々にして「お客様は神様です(だから文句を言うな、こちらの言うことに従え)」的な態度を取ってくる。そもそもその言い回しですら、以前【「お客様は神様です」。だからお客はワガママやってもよい、わけじゃない】等で言及したように、お客側が口にしてよいものではないという次第。
お客だろうが神様だろうが良い事と良くない事はある。良くない事をしでかしたら、普通のケース同様に注意をしたり止めたり必要な阻止措置をとれば良い。そして指摘の通り、神様云々言って来たら、「拝む神様はこちらが選ぶ。貴方は神様かもしれないけれど、敬う必要のない神様でしかない」と突っ込めば良い......まぁ、実際にはそこまでやる事もないだろうけど。
むしろこの「拝む神様はこちらが選ぶ」との発想法は大切。神の権限的なモノを振りかざし、乱暴狼藉を働くものに対しては、敬愛、尊敬、信仰の類を注ぐ必要は無い。まさに「神様選択の自由」ってわけだ。そう考えると、色々とすっきりする感はある。
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