仕事が楽しいかどうかは未だ分からないけど、仕事のリズムが分かってきてルーティーンになってキレイに流れていくと一定の気持ち良さはある。部屋の片付けに似てるというか、水まわりの掃除に似てるというか。片付けが楽しいかどうかは分からないけどキレイになると気持ちいいみたいな。あんな感じです
— 燃え殻 (@Pirate_Radio_) 2016, 2月 20
似たような話は以前したような気もするけれど、お仕事に限らず日常生活のあれこれにも通用する、ちょっとしたなるほど感のあるお話。最初は試行錯誤を繰り返し、ああでもないこうでもないと失敗やら余計なことをしでかして、どうにか物事を片付ける。何度か繰り返していくと、これは失敗してしまう、これは余計なものだから優先順位を低くしても良い、このケースにはこちらを当てはめればといった、コツというかロジックがつかめてくる。それを集約していくことで、段々とルーチン化、テンプレート化を果たし、すーっと流れ作業的に物事を果たせるようになる。
これが確立できた時の気持ち良さは、まるでお部屋の片づけに似ている。ごちゃごちゃしていた視界に入る部分がすっきりとする。それだけでも心境的に随分と違いが出てくる。
分かりにくければロールプレイングゲームやシミュレーションゲームの上でのプレイスタイルを思い返せばよい。何度か同じ場面に出くわしていくうちに、これにはこれ、あれにはそれといった形で定石パターンを生み出せるようになる。この場所にはあの敵が多いので、この武器を持っていこう、この季節には雨がたくさん降るかもしれないので防災予算を多めにしておこう、的な。
この「ルーチンになってきれいに流れていく」「テンプレート化」を、個々の経験や繰り返しの作業ではなく、誰もが即時に取得できるようにしたのが、お仕事の上でのマニュアルとか、ゲームの攻略本なわけだ。
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