国勢調査人口、初の減少=0.7%減、1億2711万人―39道府県マイナス(時事通信) - Yahoo!ニュース https://t.co/OXGzK0tNun #Yahooニュース
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2016年2月26日
同省は「別の統計でも、出生数から死亡数を差し引いた『自然減』が大きいことが分かっており、はっきりと人口減少に入ってきた」(統計局)と分析。
昨年実施された5年おきの国勢調査。ある程度まとまった形での速報は6月に発表されるのだけど、それにさらに先んじる形での超速報的なデータが先日上がってきた。それによると総人口は初の前回比マイナスの計上。まぁ、色々な他の人口周りの統計でも数年前から似たような値が出ていたので、それを裏付けた、補完した感はある。
増減状況を詳しく見ると、埼玉、千葉、東京、神奈川、愛知、滋賀、福岡、沖縄の計8都県で増加、残りの39道府県で減少。その中で33都道府県にて減少幅が拡大しています。大阪は例外(前回調査では増加したのが減少)ですが、人口密集地帯への集約化が進んでいる事になります。
年齢階層別動向は現時点では未発表ですが、世帯数は2.8%増加し、世帯人数は減少しています。一人世帯の増加が生じていますが、若年未婚世帯や一人暮らしの高齢層世帯の増加が世帯数増加に寄与しているのでしょう。
今後は社会、経済の重厚化に直結する、若年層への社会リソースへの重点配置による中長期的な人口対策が必要不可欠でしょう。
とは記事への解説コメント。色々と制限があるので、なんだか中途半端な内容となった。元々速報値そのものも中途半端な形ではあるのだけど。2010年から2015年に渡り、都市部への人口集中化が進む中で、唯一大阪では人口が減退しているのが興味深い。震災周りで逆に増える要素が付加されている感はあるのだけど。施策が徹底的にダメだったという証になるのだろうな、これ。なにしろ2005年から2010年にかけては増加してたんだから。
@millowisp 都市圏への人口集中傾向は以前から他調査でも結果が出ていたのですよね。滋賀と沖縄は速報値からのみでは精査が難しい状態です。沖縄に関しては...震災起因があるのかもしれませんね。あるいは沖縄でのセカンドライフブームとか。
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2016年2月26日
@millowisp 年齢構成がどうなっているかですね。高齢者数の増加ならセカンドライフ思考、中堅層の増加なら震災後の「避難」やセミリタイア等が想定できます。
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2016年2月26日
で、こんな指摘もあったりする。滋賀は...なんだろう。大阪からの避難? 近畿圏ってことで包括してもよいのだろうし、誤差の範囲とも読み取れるけど、沖縄は確かに面白い流れ。選挙周りで一時的に動いたのか、高齢者のセカンドライフ的なものか、中堅層のセミリタイアスタイルによるものか。そういや震災前の数年前に、沖縄に引っ越して快適な生活を云々ってのが、カルチャー系でちょっとしたトレンドになった記憶もある。一人暮らし世帯が増えているってのがポイントで、あとは年齢階層がどうなっているかだよな。
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