猫バンバンしたら猫が実際に居た人は14%、との話

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冬場になると温かみが残り、しかも狭くて身を隠しやすい車やバイクのボンネット内、エンジン部分に猫が入り込み、それに気が付かずに操縦者がエンジンをかけると以下略的な悲劇が起きるので、車やバイクを使う時には、エンジンキーを入れる前にバンバンとエンジン部分などを叩き、中に猫がいればそれに気が付いて逃げてくれるようなシグナルを送ろうという「猫バンバンキャンペーン」。今年度は日産が社会貢献活動の一環的な感じで全面的な後押し......というか率先する形で色々と手がけ、周知を勧めているおかげで、これまでと比べて随分と浸透しつつあるような気がする。

で、今調査結果は調査対象母集団が関連キャンペーンの公式ツイッターやFacebook経由で発信したこともあり、あくまでも投票に近い......というか不特定多数ではなくてある程度興味関心を持つ人が対象なので、世間全般と比べればある程度は高い値を示しているはず(参考値だよ、と資料にも書いてある)。さらに有効回答数が208人でしかなく、ぶれが生じている可能性がある(特に属性分けが成されている項目では)。それでも14%が「猫バンバンしたら実際に猫がいた経験がある」ってのは、非常に興味深い話。

それにしてもボンネットの中よりもタイヤのそばとか上、車の下の方が居る場合は多いのか......ボンネットの上ってのは、バンバンしなくともドアを開けたり近づいた際に逃げていくと思うのだけど。

少なくとも「ネコなど居ない」「エンジン内に猫がいる云々ってのは都市伝説だ」ってのは違うよね、ということが裏付けられただけでも、善しとすべきかな。

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このページは、不破雷蔵が2016年3月 5日 07:33に書いた記事です。

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