文明崩壊後の方がAIを搭載した機械達にとっては人類以上に過酷なサバイバルになりそう、巨大なインフラが無ければ整備も出来ずインフラを整備しようにしても機械達のオーバーホールの方が先に来ちゃうだろうし休眠してても潤滑油は腐っていく、人間の方が文明崩壊の耐性が強そう
— ぼろ太 (@futaba_AFB) 2016年3月25日
AI「下手に反乱なんか起こすより今のままの方がよくね?」
— 白瀬伸一/ローンガンメン (@ChromeBranche) 2016年3月25日
AI「なるほど」 https://t.co/MqZWFYLsig
「うまく人間を操って今の文明を維持しよう」 https://t.co/bF3EPAe44S
— KGN (@KGN_works) 2016年3月25日
囲碁AIが人間のプロに連勝したり、人工知能搭載のチャットシステムを試験投入したら暴言吐きまくり状態になったりと、何だか今年はデジタル方面の技術が確実に一歩前に進んだようなニュースが相次いでいる。VR周りも急に動き始めているし。
で、先日のAI周りの話から波及する形で、将来AIが人類に対して反乱を起こす......というか人類への攻勢を判断するのか否かとか、その判断をするとしたらどのようなプロセスを経るのかとかいう、思考ゲームがなされている。
生物の本質は種の存続維持拡大にあるわけだから、仮にそれと同じ方向性をAIが身に着けた場合、結局は自分に都合の良い環境を整備する人間は文明と共に維持されるのではないか、という話。これはこれで面白い。「攻殻機動隊」でも似たようなエピソードはインターミッション的な話であったはず(実の所はもう一枚人間の方が上手だったというオチだけどね)。
自分の生存維持のために人類を活かす。どこかで聞いたような......と思い返してみたら、以前【どんな世界だろう? 「猫の惑星」を想像してみる】で紹介した、猫が実は超高度文明を築いた生命体のなれの果てで、人間は猫の為に用意された隷属生体でしかなかったというネタ話。確かにそれも面白い発想ではある。
実際、今の生物にも多分に共生の仕組みを持ち、互いにメリットを与えあって生きている生物は多い。意図的にそのような行為をしているのか、たまたまその組み合わせが環境にマッチして生き残り、ケースが増えているだけなのかはさておくとしても。AIの方向性の問題、定義をした人の切り口もあるけれど、人を飼い馴らすって発想は十分ありかもしれない。
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