44種類のスタンプでキモチ伝わる「コカ・コーラ」スタンプボトル 3月28日(月)から新発売 https://t.co/lpFy48nJt6 pic.twitter.com/VnWR3qlwHw
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2016年3月1日
「コカ・コーラ」を飲むと、その瞬間がより特別なものに変わります。日常におけるさまざまなシーンで生まれる、あの人にぜひ伝えたいキモチや言いたくても言えなかったキモチも、「コカ・コーラ」スタンプボトルをシェアすることで、自然に、楽しく伝えられます。大切な人へ、自分のキモチにぴったりな「コカ・コーラ」スタンプボトルを探してシェアしよう。「コカ・コーラ」のスタンプボトルで、きっとみんなも自分も笑顔になります。
「スタンプ」っていうと今ではLINEの感情表現用アイコン、イメージカット的なものが頭の中では最初に思い浮かぶのだけど、今件はそれではなく、元々の意味合いであるアイコン的なものを指し示している。中身は一切変更なしに、パッケージデザイン部分でこれら多様なアイコンを用意し、購入時に選べるようにして、そのスタンプで他人とのコミュニケーションツールとして使ってほしいというアプローチ。
ソーシャルメディアの普及でアイコンによるコミュニケーションがごく当たり前となったこと(前世紀にもこんな感じのパソコンゲームがあったという記録を読んだことがある)、商品の中身の改良はすぐに行うことは難しいし、劇的でインパクトのある変更は事実上困難になった&コストパフォーマンス的に怪しいケースが増えてきたことなど、理由は複数挙げられるのだけど、最近この類の販促が増えて来たな、という気はする。ローマ字読みで名前を色々と書き記してコミュニケーション云々ってのは記憶に新しいし、メーカーは違うけれどグリコのポッキーでも似たようなケースがあった。
消費財でこのような、個人購入で完結するのではなく、他人とのシェアを前提、あるいは促すのが第一義的な手口が増えてきたのは、それだけ他人とのやりとりのハードルが下がってきた、効果があるって認識をされるようになってきたからなのかな。それとも多種多様な絵柄を用意する事でコレクション性を持たせ、それをソーシャルメディアで披露しあう動機づけにして、そこから購入促進を期待する......という考えもあるのかも。
「スタンプの横にあるQRコードからアクセスして、オリジナルの楽曲などスペシャルなデジタルコンテンツを一緒に楽しめます」とはあるけれど、このコンテンツにソーシャルメディアでの共有を促進させるような仕組みがあるといいよね。LINEのスタンプとまでは言わないけれど、ツイッターなどでも使えるようなグラフィックの原版があると嬉しいな。
コメントする