政府与党が政府与党で居られるのは、「有権者の最多数意見の支持を得、委任を受けたから」であるわけで、最多数意見にならなかった意見を見捨てて良いということではないにせよ、「寡少意見を採用して最多数意見に我慢を強いる」が正しいはずなかろう。
— 加藤AZUKI【「超」怖い話 申】 (@azukiglg) 2016年3月2日
@azukiglg
— 壁|*'з')ぬころじ?_絵地図@例大祭 (@Necologie) 2016年3月2日
マイノリティへの配慮、って「マイノリティの言うことにも一理ある」場合に勘案せよ、という意味で、
無理非道を言い募り、譲ってもらった質疑時間をクイズでついえた人のことではないですよねぇ
特定政党に限った話ではなく、一般論としての「マイノリティ(少数派)への配慮」という言葉に関する考察ということで。以前統計周りで「多数の回答、状況の集計を元にした統計の結果(集計ミスや意図的なデータ改ざん、回答の誘導などは問題外だけど)よりも、個人の主観や周辺の実情を優先するのは、統計に反映された大多数の意見や実態を無視することになる。少数が多数を蹂躙するのと同じだ」という話をしたのだけど、それに近しいものがある。
少数派の意見を勘案し、採用できるものは採用し、すくいあげられる領域を広げるような手立てが必要だということであり、少数派の狼藉を容認したり、少数派の意見を優先して多数派をないがしろにしろという意味では無い......はずなのだけど、いつの間にかそのような「マイノリティへの配慮」が、「マイノリティの意見には絶対に耳を傾けるだけでなく採用し、優先して扱わねばならない」さらには「マイノリティは絶対優勢」的な方向付けが見えている感はある。それって変では無いのかな、と。
マイノリティへの配慮てのは、
— 加藤AZUKI【「超」怖い話 申】 (@azukiglg) 2016年3月2日
「マイノリティが意見表明して、他者の意見を変えさせるために訴える【機会】を乳母ってはならない」
「マイノリティの意見を圧殺できても命を奪うことはできないのだから、恨みを持たれないようにしないといけない」
だと思うw
QT @Necologie: @
@azukiglg @Necologie 「少数意見を尊重する」というのは「少数意見の中でも聞くべき価値のある意見は考慮する」という意味であって、「少数意見を優先する」という意味では無いのですが、それを理解できていない人が多いですよね。
— うつろ星人 (@utsuroseijin) 2016年3月2日
@azukiglg @Necologie
— Mithuril@迷狂邪推の天邪鬼 (@Mithuril) 2016年3月2日
最近のマイノリティの言い分としては「昔は意見が通ったのに!最近は騒いでも聞いてくれない!情が無いのか!」のように聞こえる
再】民主主義において少数の意見を含むあらゆる意見は【尊重】されるべきであり、耳を傾けることは義務づけられている。が【尊重≠採用】であるので耳を傾けて理解を示すことと、それを採用する事は大いに異なる。意見を尊重しない=聞かないことは批判されるべきだが、採用されないことは批判できない
— 加藤AZUKI【「超」怖い話 申】 (@azukiglg) 2016年3月2日
再掲】
— 加藤AZUKI【「超」怖い話 申】 (@azukiglg) 2016年3月2日
かつての自民が多数派でいられたのは、「皆が同じ考えで集まってた」からじゃなくて、「幾千幾万の少数意見を、全面採用はしないけどできるだけ考慮する」ってのをやってきた結果だったと思う。少数意見を尊重する、ってのは多分そういうことだ。
「乳母っては」ではなくて「奪っては」というのはさておき。尊重が採用を意味しないってのは非常に重要。昔のソ連のように「発言者自身も合わせ、無かったことにする」というわけではなく、考慮の対象として目を配るということ。そうでないと、「少数の意見を優先採用したとなれば、少数が複数集まって出来る多数は、もっともっと優先採用されねばならないではないか」という矛盾が生じてしまう。そのような話が通るのは、例えば法に抵触するか否かという、上位層での判断基準が働いた場合。
昔の中国のように「対抗勢力は九属抹殺」なんていう野蛮な世界では無いのだから、意見が対立した相手とも共存して社会生活を営む以上、そこには和をもって尊しとなすべき工夫が必要。その工夫の一つが「マイノリティへの配慮」。ただ、その配慮を悪用する悪筋が目立つのが昨今の問題なのだろうね。果たして本当に間違った解釈をしているのか、それとも間違ったふりをして狼藉を働いているのか......どちらにしてもたちの悪い話には違いない。
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