初心者用のプラモデルとして戦艦紀伊が登場する時代

| コメント(0)

戦艦紀伊というのは、かつてはちょっとしたマニアで無ければ知らない人の方が圧倒的に多かった存在。何しろ計画だけで実在はしなかったのだから。大和型戦艦の次に計画された、大和を超える規模の戦艦「超大和型戦艦」。結局砲塔の設計と主砲の一部試作の時点で計画は中止。名前も「紀伊や尾張になるのだろう」という説が今でも使われているってレベル。まぁ、架空戦記などではほぼ紀伊や尾張の名前が使われているので、それが定着した感はあるけれど。

で、そのマニアしか知らない軍艦が、塗装がほぼ不要、組み立ても結構イージー、あまりこだわりがなければ、接着剤すら不必要という、制作工程のハードルをぐぐぐいっと下げた1/700艦NEXTシリーズに登場するという。

ツイートでも触れているけれど、同じことを数年前に語ったら、夢を見ているのかとからかわれるか、正気を疑われるレベルの話。

まぁ、それだけ「艦これ」の影響力が大きく、多方面にバタフライ効果的なものをもたらしたってことに違いは無い。個人的にはこの流れはとても好ましいと思っている。


当方が「紀伊」なる戦艦を一番良く見たのは、「レッドサン・ブラッククロス」関連の話。なのでイメージとしてはむしろ防空戦艦の方が大きい。恐らくはこの防空戦艦型の改造モデルも創るのではないかな、という期待はある。とてもある。スペシャルある。楽しみに待ってる。

関連記事             

コメントする

            
Powered by Movable Type 4.27-ja
Garbagenews.com

この記事について

このページは、不破雷蔵が2016年3月 5日 08:28に書いた記事です。

ひとつ前の記事は「待機児童周りの話、覚え書き」です。

次の記事は「いらすとやさんの新作、ついにあのシーンが登場」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

* * * * * * * * * * * * * *


2021年6月

    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30