「たとえ鍵を掛けても、それを観てくれている相手が広めないとは限らない。スクリーンショットされればいくらでも自由に拡散できる。このネット上に拡散できないサービスは存在しない」
— sharon_shanonn3 (@sharon_shanonn3) 2016, 3月 8
この動画、本当に生徒に見せたい。職員にも観て貰いたい。 pic.twitter.com/6xxmr1zzJA
先日に続き情報の概念に関する、当たり前の話ではあるけれど指摘されると「あ、そうか」と思う人も多いであろう、そしてインターネットに触れてまだ日が浅い人には是非とも知ってほしいお話。大よそ指摘されている内容ですべてオシマイなんだけど、たとえ「自分とあなただけのナイショ話」としても、その相手が不特定多数にもらしてしまうと、公開情報と同じになってしまうというもの。
「あなただけのヒミツなんだけど」と会うたびにナイショ話をするおばさんとか、スパイが重要人物に接触して「お前にだけ教えるんだけど」という話を取得してその情報を売り渡すとか、「●×ちゃんにだけのひみつだよ」と教えたことが翌日にはクラス全体に広まっていたとか。概念としてはそれとまったく同じ。
口頭などで伝聞される際に情報が少々ぶれることもあるけれど、インターネット上のサービスの場合にはテキスト部分をコピー&ペーストされたり、ページごと画像で取得されたり、HTMLで保全されたりするので、ほぼそのままの情報が暴露対象となる。
「友達ならばそんなことはしない」と思うかもしれないけれど、例えばクローズドな環境下に10人の友達がいたとして、その全員が死ぬまでずっと情報を暴露しないと断言できるかな。さらにいえば当事者は暴露しないつもりでも、何らかのミスで、あるいはその当事者の知人が色々とお痛をしたりとか、ハッキングを受けたりして漏れる可能性もゼロじゃない。
「この動画」とは、この動画のことです。
— sharon_shanonn3 (@sharon_shanonn3) 2016, 3月 9
年300回もの講演をしているだけあって、話題が豊富かつ厳選されている上に、話し方もさすがです。
「正しく怖がるインターネット」
https://t.co/OgByN5AkMO @YouTubeさんから
実のところこの動画、グリーのネットマナーに関する啓蒙映像の一つで、全長一時間。最初から最後まで観るのには結構労力使うけど、ぜひ一度は最初から最後まで観通してほしい。最近問題になっている、情報発信側の特定などに関する話も詳しく語られているよ。
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