「誰もが『どう考えても間違っている』と分かるので、気にしないこと」など、ネット界隈のなるほど感的な一問一答集

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インターネットの普及浸透、特にソーシャルメディアとスマートフォンの普及率アップに伴い、コミュニケーションのスタイルが大きな変化をとげ、情報のやり取りに係わるハードルが思いっきり下がり、その実体に色々と苦悩をしている人も多い。SFなどで突然超能力を持った人が、他人の思っている事が次々に頭の中に入り込み、処理しきれなかったり対応に悩んでしまうような、そんな感じ。

慣れや経験時間、元々の許容量や適応力など、人によってケースバイケースなので一概にこれが正しいってものはないのだけど、一つの発想法、方法論として知っておくと、ああなるほどねえ、という類の一問一答を、立て続けにツイートされていたので、これは役立つなあということで覚え書き。

ネット、特にソーシャルメディアは可視化されるため、ついつい片っぱしから手を出して、結局オーバーフローをおこしてしまうことになる。割り切りが大切。ただ、ここで使われている「真実」に関しては、以前言及している通り、人の数だけ存在するので、結局ごたごたしてしまう可能性が高いのだけどね。だからこそ、軸がぶれない事実をベースにする必要がある。自分ルールが通用する世界では、いつまで経ってもまともな試合は出来ない。


例えば「誰がどう考えても間違っている発言は、誰もが「どう考えても間違っている」と分かるので、気にしないことです」とはあるけれど、意見力が一定レベルを超えて存在するひと、権威付けなどで底上げされている人による発言は、それが「どう考えても間違っている」ものであっても、勢いで、あるいはその底上げされたパワーで押し通されてしまうことがある。多くの人がだまされてしまう、惑わされてしまうことがある。口頭レベルならまだしも、ネット経由ではその惑わされる人、惑わす側が一定数集まり、それなりの力を持ちうるのでタチが悪い。

一方で、直接本丸に攻めずに、外堀を埋めていくという発想はとても大切。埋めても埋めても新たに堀を作られてしまうケースが多分にあるのが問題ではあるけれどね(汗)。

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このページは、不破雷蔵が2016年3月11日 07:45に書いた記事です。

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