これも前にも書いたけど、今の家庭用エアコンはリモコンからの信号へのACKがピッだけです。信号をとりこぼすことはよくあるので、その音が聞こえない人は気温調節に失敗して気づかない危険があります。本体を見てもリモコンを見ても現在の設定状況はわかりません。下手をすると命に関わる欠陥です。
— Hiroyasu Kamo (@kamo_hiroyasu) 2016年3月13日
https://t.co/gmEIsAUQFX 自分も「いいからエアコンのリモコンははよBluetoothか何かにして双方向化しろよ」と思うんですが、全然進まないんですよね。無線リモコン化はごく一部の機種に止まってるし...
— ktgohan@USB充電本 (@ktgohan) 2016年3月13日
夏場のエアコン周りでも何度か触れているけれど、色々と機能を山盛りつけてなんだかゴージャス感を演出して付加価値云々として、パンフレットや営業の語り材料を増やすってのもプロモーション手段の一つではあるのだけど、同時に利用者側の需要も鑑みて、シンプルかつ確実なタイプのも必要なのだろうし、それを発想して体現化する戦略こそが今の家電には求められているのかもなあ、という話。「簡単ですから」と口にする人の簡単は、それを聞いている人の簡単とはレベルが違う。
ちなみにACKとはacknowledgementの略で肯定応答。ちゃんと命令を受けましたよ、的な意思表示のようなもの。リモコンで温度調整をすると、ピッという音がするけど、まさにその音。これを例えば「温度設定を一度上げて25度にしました」とか「25度に設定」といった形で音声にて返信してくれるとか、さらに大きなパネル表示で「25度」と表示し続けるとか。
皮膚の温度感覚が弱っていている人(老人に多いが老人に限らない)にとってエアコンの設定温度がわからないのは誇張でなく命に関わるのだから、その上さらに高い音が聞こえない人は死ぬ覚悟でエアコンを使えってことですよ。そんなものをどうして平気で売れるのか理解できません。
— Hiroyasu Kamo (@kamo_hiroyasu) 2016年3月13日
これね、私も常々不便だと思うのだ。
— S.F.Garden (@wanwan023) 2016年3月13日
いろいろと家電は、ICが入り出してから
設定のカスタマイズが難しすぎて、かえって不便になってると思う。
私でもそう思うんだら、お年寄りや少しハンデのある人は
もっとリスクが高いと思うよね。 https://t.co/7RK075CCMf
騒音性難聴の予備自仲間(射撃時の耳栓外れらしい)が「電子音だけ聞こえない」って言ってましたねえ...
— KGN (@KGN_works) 2016年3月13日
周波数によって聞こえない人いますから、視認可能というのも重要かな。
温度が分からないってけっこう不便なんですよ。
— KGN (@KGN_works) 2016年3月13日
ごく一部の神経がやられて分からなくなる事が時々あるんですが、熱いシャワーが熱いって分からないんですよね。自分は神経が生きてる部分の感覚や他の情報で補う癖が付いてるから問題無いですが。
しかし普通はこういう対応を覚えられないのが高齢者...
機能をシンプルにすると売りにくい、高値をつけられないという企業側の事情があるかもしれない。高齢者向け云々とすると逆に高齢者が反発するかもしれない(シルバーシートに席を譲ろうとすると逆切れする、あのパターン)。その辺りにこそ、アイディアを、広報力を投入するべきじゃないのかな、と思ったりもする。
色々機能をつけてもいいんだけどさ。基本的な部分のみの利用でも十分可能で、その部分を操作的にもっとハードルを下げてもいいと思うんだよね。この辺りも夏のエアコン周りで言及したと思うのだけど。電子レンジだって、色々機能を実装しているけど、その機能をフルに活用するってほとんど無いよね。大よそ、解凍と加熱ぐらい。あとはそれらの時間の調整。色々機能があっても、一度も使っていないってのも多い。冷蔵庫だって同じ。そんな感じでいいと思うのだけどな。
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