謙虚さや腰の低さを維持し続ける事って、新しい事や複雑な業務をマスターするよりもずっと簡単かつ有用な顧客獲得ツールなのに、難しい後者に力を注いで、簡単な前者を蔑ろにする人が多いのは本当に不思議な現象だと思う。
— ボヴ (@cornwallcapital) 2016年3月18日
意思表示ハードルが低いソーシャルメディアでは顕著な話だけど、ネットに限った話では無く現実における他人とのやり取りの中でも、謙虚さや腰の低さ、ていねいさを維持し続け、他人と接して行動に示すことは、手法としてはさほど難しい技術を要するものでは無い。
尊敬語とか謙譲語、丁寧語の違いとかは相応に学ぶ必要があるし、厳密な礼儀作法やマナーまでとなると話は別だけど、誠意を持った謙虚さってのはそれほど難しい技術は要さない。我慢ができるか、つい忘れて乱暴なやりとりをしてしまわないようにするか、注意すべきなのはそれ位。そして早寝早起きと同じように、一度慣れてしまうとさらにハードルは下がり、イージーなものとなる。
謙虚さ、腰の低さ、最初からできない人いる。謙虚にしてると舐められると勘違いしてる人もいる。
— けろみん (@kerokeromy) 2016年3月18日
謙虚で腰の低い人をナメる人間はいるとは思うけど、その手の人が仕事のできる有用な人物である可能性はほぼ皆無のため『謙虚で腰が低いとナメられる』と言う発想は誤りだと断言できると思うけどね。
— ボヴ (@cornwallcapital) 2016年3月18日
謙虚な姿勢を見せていると、それを逆手にとって横柄な態度を取る人はいるし、舐めてくる人はいる。これも間違いない。ただ、それがすべてではないし、経験則の限りでは少数派に属するし、舐めるような人は周囲から逆に蔑まれる。よくある話としては、飲食店などの店員さんにどのような対応をするかによって、その人の本質を見極めようね、というもの。立場上は下と認識されやすい人に対し、どのような態度を示すかで、その人の普段の行動様式が見えてくるというもの。
結局のところ、謙虚な姿勢、ていねいな対応もまた、処世術というかスキルの一つなのだよなあ、という気はする。そして取得して損のするものではない。無論中には、年中そのような対応ばかりをしていると、本質をさらけ出す機会が無くてストレスをためてしまう人もいるかもしれないけれど、それは人に迷惑をかけないようなに、そのようなことができる場を別途設ければ良いまでの話。あるいは別ベクトルで発散するとかね。
まぁ、「謙虚さ、ていねいさ、腰の低さ」そのものはさほど難しい話では無い......と思う。意識的に取り組んでみて、悪いものでは無いと思うよ。
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